フィールド(エッジ領域)の課題をAIで解決する時代へ
より早く・より正確に、それが「リアルタイム-インテリジェンス」
東杜シーテック株式会社(以下"当社")は、設立当初より組み込みソフトウェアの受託開発を行っています。カーナビ・カーオーディオ、車載電装製品の開発を通じて、制約条件の厳しい組み込みプラットフォームでの開発ノウハウを蓄えてきました。
2009年からは画像処理、2014年からはAIを用いたソフトウェア開発に取り組み、これらの技術をかけ合わせた価値あるソリューションをお客様に提供しています。特に画像処理については10年以上の実績があり、可視画像だけでなく熱画像や超音波画像をAIと組み合わせられることが強みです。
AIの分野では、Deep Learning、特徴量ベース学習機能、ロボット制御、三次元データ、認識(顔、掌、虹彩)といった技術を活用しています。近年はAIとARを組み合わせた作業支援・技術継承ツールの開発に力を入れています。
また、産学連携に力を入れている当社は、東北大学などの各大学、学術機関と連携しており、最先端技術をいち早く製品開発に活かすことができます。実現手段が見つからないような課題に対しても、さまざまな角度から解決ソリューションを検討・提案します。
AIと画像処理の技術力を連携したソリューションをご紹介します。当社では、AIの技術・知見を活かしたエッジAIの制御系システムも開発しています。
魚の超音波エコー画像を取得しAIで雌雄判別する製品です。熟練者が仕分けていたタラやサケなどの魚をデータ化することで、経験が浅くても仕分けが可能になります。
熱画像(サーモグラフィ)と可視画像(可視カメラ)を重ね合わせる、当社独自の画像処理技術です。対象物の発熱位置を特定できるため、ホットメルトの欠陥検査などに使用可能です。
また、可視カメラで撮影した空間から「人の顔」を検出し、温度を観察することができるため、人の体調管理ツールとして使えます。
AIの導入検討からシステム納入まで、ワンストップで対応できることが当社の強みです。画像処理やAIのアルゴリズム検討・開発から、アプリケーション化、高速化を含めたシステムの最適化、デバイスへの実装の全てのエンジニアが当社にそろっています。可視画像だけではなく、熱画像、超音波画像、三次元データ取得の機材選定や撮影も自社で対応可能です。内製化率100%のため窓口を一本化でき、お客様の負担軽減、コスト削減に繋げます。
また、AE2100に搭載できるサイズのAIソリューションは数多くありますので、「ネットワークが整っていない環境で使用したい」というご要望にもお応えできます。課題や困りごとがあれば、お気軽にご相談ください。