OKIグループ行動規範
2007年8月30日制定
2011年12月28日改訂
2012年12月28日改訂
2026年4月1日改訂
わたしたちは、ステークホルダーの信頼を得ることがOKIブランドの向上につながるという認識のもと、日常の業務の中で常にこの行動規範に定める事項を遵守します。
(注) 本規範において「OKIグループ」とは、沖電気工業株式会社および沖電気工業株式会社が本規範の適用対象と定める会社の集合体を指します。また「わたしたち」とは、OKIグループ各社のすべての役員および社員(臨時社員、嘱託、派遣社員およびパートタイマー等を含む)を指します。
基本姿勢
- わたしたちは、各国・地域の法令や社内規則を遵守することはもちろん、国際ルールおよびその精神を尊重し、高い倫理観をもって社会的良識に従い行動します。そのために、情報や課題をいち早く共有し、的確に対応できる企業風土を醸成します。
- わたしたちは、企業活動のあらゆる場面において「持続可能な社会の実現に貢献し社会的課題の解決を図る」ことを念頭に業務を行います。
1. お客様の満足
- わたしたちは、常にお客様の立場にたって行動し、イノベーションを通じてお客様にご満足いただける商品・サービスをお届けするよう努めます。
①お客様が求める価値を的確に把握し、お客様の課題解決につながる商品・サービスの提供に努めます。
②商品・サービスの機能や使い方などに関する情報提供を適切に行います。
③お客様からいただく声を真摯に受け止め、商品・サービスや業務の進め方に反映するよう努めます。 - わたしたちは、お客様に安全な商品をお届けするための活動を最優先するとともに、安心してご利用いただける商品・サービスの実現に努めます。
①商品・サービスに適用される安全法令・規格および社内規則を遵守し、商品企画・設計・調達・製造・販売・流通・設置・保守などの各段階で、常に安全確保に努めます。
②商品・サービスの開発・提供にあたっては、品質や安全性・信頼性はもちろん、情報セキュリティや環境保全、使いやすさに十分配慮します。
③商品・サービスにかかわる事故や安全に関する情報を広く公開することを含め、ただちに事実を確認し適切に対応します。 - わたしたちは、業務上創造した知的成果を知的財産権として保護し、積極的な活用に努めます。また、第三者の知的財産権を尊重し、故意に侵害しないよう努めます。
①研究開発等の知的活動の成果を知的財産権(特許権、実用新案権、意匠権、商標権、著作権等)として確立・保護し、積極的に活用するよう努めます。
②第三者の正当な知的財産権を尊重し、故意の侵害または不正使用を行いません。 - わたしたちは、自社および、お客様・お取引先等の秘密情報を適切に管理します。
①OKIグループ各社の秘密情報を厳重に管理し、その不正・不当な利用や漏洩、定められた手続きによらない開示は、在職中のみならず退職後も行いません。
②業務上知りえたお客様・お取引先等の秘密情報を正当な目的以外に使用しないことはもちろん、漏洩等のないよう厳重に管理します。 - わたしたちは、個人情報の取り扱いを適切に行うとともに、安全管理措置を施します。
①個人情報の収集・利用・保存・廃棄等の取り扱いを、関連法令・社内規則に従い適切に行います。
②個人情報の漏洩・滅失または毀損等が起こらないよう、安全管理措置を施します。 - わたしたちは、情報セキュリティの重要性を認識し、情報漏洩などの防止に努めます。
①OKIグループの情報関連規則遵守を徹底し、情報セキュリティの維持と向上に努めます。 - わたしたちは、社会インフラを支える責任を自覚し、社会課題やお客様の課題・期待を起点として、主体的にイノベーションに取り組み、新たな価値を継続的に提供できるよう努めます。
①役職や組織の枠を超えた対話と協働、グローバルな共創を基盤に、新たな商品・サービス・事業の創出から業務改善まで幅広く取り組みます。
②先行きが見通しにくい中でも、仮説検証と学習を重ね、リスクを適切にマネジメントしつつ、迅速に意思決定を行い、中長期の視点で価値を創出します。
2. 公正な企業活動
- わたしたちは、独占の禁止や公正な競争に関する各国・地域の法令を遵守し、公正かつ自由な競争に努めます。
①競争法を遵守し、自由な競争原理に基づいた取引を行います。
②お客様や競争会社との関係を公正で透明なものとし、疑義を招く行為を行いません。 - わたしたちは、公明正大で差別のない取引先選定と、誠実かつ公正な取引の実施に努めます。
①国内外の差別のない合理的な取引先選定を行います。
②購買取引に関連する法令を遵守し、優位な地位を利用した不公正な取引を行いません。
③サプライチェーン全体での持続可能な社会の発展のため、責任ある調達を実践します。 - わたしたちは、公務員、お客様およびその代理人など、いかなる第三者に対しても、現金またはその他の形での贈賄行為を行いません。また、いかなる第三者からの賄賂も受領しません。
①国内外の公務員、およびこれに準ずる者に対する贈賄行為を行いません。
②お客様、取引先やその代理人などいかなる第三者に対しても、一般的なビジネス慣習の範囲を超えた金品を含む贈物・接待等を行いません。
③取引先、新規参入希望先その他の第三者から、一般的なビジネス慣習の範囲を超えた金品を含む贈物・接待等を受けません。 - わたしたちは、寄付行為や政治献金は、その必要性や妥当性を十分考慮した上で、関連法令および社内規則に則り適切に行います。
- わたしたちは、国際的な平和と安全維持のため、各国・地域で定められた輸出管理関連法令を遵守します。
①国際的な平和と安全の維持を阻害するおそれのある取引は行いません。
②貨物・技術の輸出取引について、国内外の輸出管理関連法令を遵守します。 - わたしたちは、宣伝・広告などの活動を、事実に基づき良識をもって行います。
①商品・サービスの品質や性能・仕様について事実に反する、あるいは誤解を生じさせる表示・表現を行いません。
②他社および他社商品を誹謗しません。
③法規制の範囲を超えた過大な景品の提供を行いません。 - わたしたちは、会社の有形・無形の資産を適正に管理し、業務目的以外の使用を行いません。
①会社が保有するさまざまな有形・無形の資産を効率的に活用し、適正に管理します。
②会社資産の紛失、盗難の防止に努め、業務目的以外の使用を行いません。 - わたしたちは、財務・会計に関する記録および報告を公正・適切に行います。不正確な記録の原因となる行為をしないよう、自らの業務に関する関連法令および社内規則を遵守します。
①会計帳簿や財務関係記録をはじめとするすべての記録および報告が、適時かつ正確で抜けがなく、事実を適切に表記したものとなるよう、誠実に作成します。
②虚偽の記録や、誤解を与える記録を行いません。また、不正確な記録の原因となる行為をしません。 - わたしたちは、OKIグループの正当な利益に反して自分や第三者の利益をはかるような行為を行いません。
①会社との間で利害の対立が生じる場合は、対立を回避するよう努めます。 - わたしたちは、市民社会の秩序や安全を脅かす反社会的勢力に対して毅然とした態度で臨み、一切の関係を遮断します。
3. コミュニケーション
- わたしたちは、幅広いステークホルダーとの双方向で継続的な対話を通じて、信頼関係の構築に努めます。
①社内外のステークホルダーの声を謙虚に聞き、企業活動に反映するよう努めます。
②広報活動の重要性を理解し、積極的に協力します。 - わたしたちは、OKIグループの企業情報の正確性の確保と、適時かつ公正な発信に努めます。
- わたしたちは、OKIグループまたは他社の未公表の情報を利用した株式等の売買を行いません。また、その情報を他の者に提供しません。
4. 人権の尊重
- わたしたちは、国際的に認められた人権を理解し、企業活動のさまざまな場面において常にすべての人々の基本的人権を尊重し、差別的言動や個人の尊厳を傷つける行為を行いません。
①性別、年齢、国籍、人種、民族、信条、社会的身分、宗教、障害の有無などによる差別的言動をしません。
②個人の価値観やプライバシーを尊重し、誹謗・中傷や一切のハラスメントなどの行為を行いません。 - わたしたちは、児童労働・強制労働を認めません。
5. 働きやすい職場環境
- わたしたちは、労働安全衛生に関する法令や社内規則を遵守し、安全で心身ともに健康に働ける職場環境づくりに努めます。
- わたしたちは、社員の多様性を尊重し、誰もが働きやすい職場環境の実現に努めます。
6. 社員の尊重
- わたしたちは、職場において互いの個性を尊重するとともに、自由に議論し、創造し、チャレンジする風土づくりに取り組みます。
- わたしたちは、業務を遂行するために必要な能力の向上に努めます。
7. 環境保全
- わたしたちは、ライフサイクルの視点に立ち、事業活動および商品・サービスの企画から製造・保守運用に至るすべての業務プロセスにおいて、温室効果ガス排出の削減と再生可能エネルギーの導入を進めるとともに、環境配慮型商品・サービスの提供に取り組み、カーボンニュートラルの実現に貢献します。
- わたしたちは、事業活動において、廃棄物の削減およびリサイクルの推進に取り組み、資源の循環的・効率的な利用を通じた循環型社会(サーキュラー・エコノミー)の実現に貢献します。
- わたしたちは、生物多様性の保全と天然資源の持続可能な利用を重要視し、事業活動が生態系に与える影響を最小限に抑えるため、水使用量の削減、化学物質排出量の抑制、および廃棄物の再資源化率の向上に努めます。
- わたしたちは、環境法令・規制、同意するお客様およびステークホルダーの要求事項を遵守し、汚染の予防を含む環境保護に努め、環境リスクへの低減を推進します。
- わたしたちは、取引先との連携を強化し、サプライチェーン全体の環境負荷低減に向け、継続的改善に取り組みます。
8. 社会貢献
- わたしたちは、良き企業市民として、社会貢献活動の重要性を理解し、地域や国情に配慮しながら、各種ボランティア活動に積極的に参加するよう努めます。
9. 国や地域との協調
- わたしたちは、各国・地域の文化、慣習等を理解し、尊重するよう努めます。
①各国・地域にはそれぞれ異なる価値観や考え方が存在することを認識し、国際ルールや現地法令の遵守はもちろん、文化、慣習等に十分配慮して業務にあたります。 - わたしたちは、地域社会に帰属する一員として、信頼関係の構築と維持に努めます。
10. 危機管理の徹底
- わたしたちは、反社会的勢力の行動やテロ、サイバー攻撃、自然災害等の危機事象を想定し、組織的な危機管理とその対応に努めます。
①人命および安全の確保を最優先し、被害の拡大防止に努めます。
②事業継続性を確保し、お客様と社会への影響を最小限にとどめるように努めます。
③経済安全保障の確保を念頭に、重要な技術・情報・物資の適切な取り扱いに努めます。
行動規範を徹底するために
- OKI経営陣は、社内外の声を常に把握しながら有効な内部統制の構築と実効性ある運用に努めます。本規範を自ら率先垂範するとともに、社員に周知し、教育などを通じ徹底を図ります。本規範に反し社会からの信頼を失うような事態が発生したときには、速やかな原因究明、問題解決、再発防止に取り組み、その責任を果たします。
- 本規範に違反する、または違反する恐れのある行為が行われていることを知った社員は、速やかに上長、もしくは各社の内部通報窓口に報告してください。OKIグループ各社は、内部通報制度に則って窓口への報告を行った社員に対し、不利益な取り扱いをしません。
- 本規範に違反する行為を行った場合は、関係法令や就業規則などに照らし処分の対象となることがあります。
運用体制
- 本規範の制定および改廃は、沖電気工業株式会社取締役会が決定します。
- 本規範は、OKIグループ各社の取締役会決議により、その役員および社員に適用します。
- OKIグループ各社は、所在国の法令や慣習、あるいは各社の業体などに応じた変更の必要がある場合、各社の取締役会決議により、矛盾しない範囲で内容を変更することができるものとします。
- 本規範の主管部門は、沖電気工業株式会社 経営管理部とします。
※各項目に付記された①~③は、規範本文とともに展開する、役員・社員の具体的な行動の基準です。