受信モードを設定する

ファクスの受信モードは、[ファクス待機]、[電話/ファクス待機]、[留守/ファクス待機]、[電話待機]の4種類です。受信動作は、指定した受信モードによって異なります。ファクス受信モードを変更したときは、受信動作を確認してください。[ファクス待機]以外の受信モードでは、本機に電話機を接続する必要があります。本機に接続した電話を外付け電話機と呼びます。

ファクス受信が終了後、データが本機のメモリーに保存されている間は、[代行受信]ランプは点灯を続けます。

メモ

  • 受信モードは[機器設定]>[管理者設定]>[運用初期設定]から変更できます。

    運用初期設定

  • データの受信中にメモリーがオーバーフローすると、受信は中止されます。このようなときは、発信元に、ファクスを再度送信するように依頼してください。

工場出荷時の設定です。[ファクス待機]に設定しているときは、ファクスを自動的に受信します。

ファクス専用で使用するときは、このモードをおすすめします。

[電話/ファクス待機]に設定しているときは、電話かファクスかを本機が自動判別するので、電話とファクスを兼用できます。電話を受けるには、あらかじめ、本機に外付け電話機を接続しておく必要があります。

  • ファクスを受信する

    ファクスの受信は自動的に始まります。

  • 電話を受ける

    電話を受けると、呼び出し音が鳴り始めます。外付け電話機の受話器を上げて、応答します。ファクスを受信したい場合は、(スタート)を押します。

メモ

[留守/ファクス待機]に設定しているときは、外付け電話機の留守番電話機能とファクスを兼用できます。あらかじめ、留守番電話機能を搭載した外付け電話機を接続してください。

  • ファクスを受信する

    留守番電話の呼び出し音が鳴り、応答メッセージが流れ、ファクスの受信が自動的に始まります。

  • 電話を受ける

    留守番電話の呼び出し音が鳴り、応答メッセージが流れ、メッセージの録音が始まります。

メモ

  • お使いの外付け電話機に搭載された留守番電話機能や発信元の機械によっては、[留守/ファクス待機]が正しく機能しないことがあります。

  • 外付け電話機を接続するときは、本機と電話線の接続方法を確認してから行ってください。

    電話線ケーブルを接続する(MC863/MC883シリーズのみ)

本機に接続した外付け電話機を使用することが多い場合は、[電話待機]をおすすめします。

  • 電話を受ける

    電話を受けると、外付け電話機の呼び出し音が鳴り始めます。

  • ファクスを受信する

    信号を受信すると、外付け電話機の呼び出し音が鳴り始めます。受話器を上げて、(スタート)を押します。ファクス受信後に通話を再開する場合は、受話器は上げたままにしてください。受信完了後に通話ができます。

メモ

外付け電話機を接続するときは、本機と電話線の接続方法を確認してから行ってください。

電話線ケーブルを接続する(MC863/MC883シリーズのみ)