電話線ケーブルを接続する(MC863/MC883シリーズのみ)
ファクス送受信用に電話線ケーブルを接続する方法について説明します。ファクスを送信または受信する前に、必ずお使いの環境に合わせて電話線ケーブルを接続してください。
お使いの環境によって、電話線ケーブルを接続する方法が異なります。本マニュアルのイラストを参考に、お使いの環境に合わせて接続してください。
電話線ケーブルは、たるまないように装置のくぼみにセットしてください。

注
ISDN回線には直接接続できません。接続するためには、ターミナルアダプター(TA)を使用し、本機のLINEコネクターに接続してください。
公衆回線に接続する(ファクス専用として使用する場合)

番号 |
名前 |
---|---|
1 |
電話線ケーブル |
2 |
LINEコネクター |
3 |
公衆回線(アナログ) |
-
付属の電話線ケーブル(1)の一端を本機のLINEコネクター(2)に差し込み、他端を公衆回線(アナログ)(3)に差し込みます。
注
誤ってTELコネクターに差し込まないようにしてください。
公衆回線に接続する(電話機を本機に接続する場合)

番号 |
名前 |
---|---|
1 |
電話線ケーブル |
2 |
LINEコネクター |
3 |
公衆回線(アナログ) |
4 |
TELコネクターカバー |
5 |
TELコネクター |
-
付属の電話線ケーブル(1)の一端を本機のLINEコネクター(2)に差し込み、他端を公衆回線(アナログ)(3)に差し込みます。
-
TELコネクターカバー(4)を外します。
-
外付け電話機の電話線ケーブルを本機のTELコネクター(5)に差し込みます。
本機に接続した電話機を、外付け電話機と呼びます。
注
-
本機のTELコネクターに接続できる電話機は1台のみです。
-
本機と電話機は、ブランチ接続(並列接続)しないでください。ブランチ接続(並列接続)をすると、以下のような支障があり、正常に動作できなくなります。
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ファクスを送ったり受けたりしているときに、ブランチ接続(並列接続)している電話機の受話器を上げると、ファクスの画像が乱れたり通信エラーが起きることがあります。
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電話がかかってきた場合は、ベルの鳴り遅れや途中で止まったり、ファクスが送信された場合は、ファクスを受信できないことがあります。
-
-
ファクス機能を持つ電話機を接続する場合は、ファクス機能を無効(ファクス受信を無効)に設定し、ご利用ください。
メモ
直接配線の場合は、別途工事が必要です。ご利用の電話会社にお問い合わせください。
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ADSL環境に接続する

番号 |
名前 |
---|---|
1 |
電話線ケーブル |
2 |
LINEコネクター |
3 |
公衆回線(アナログ) |
4 |
TELコネクター |
5 |
スプリッター |
6 |
ADSLモデム |
-
ADSLモデム(6)につないだ付属の電話線ケーブル(1)を本機のLINEコネクター(2)に差し込みます。
-
TELコネクターカバーを外します。
-
外付け電話機の電話線ケーブルを本機のTELコネクター(4)に差し込みます。
メモ
-
ダイヤルできない(発信しない)場合は、[PBXライン]を[オン]にしてください。
-
ファクシミリの送受信ができない場合は、[スーパーG3]を[オフ]にしてください。
ひかり電話(IP電話)に接続する

番号 |
名前 |
---|---|
1 |
電話線ケーブル |
2 |
LINEコネクター |
3 |
TELコネクター |
4 |
ひかり電話(IP電話)対応機器 ※TELコネクターに差し込む |
5 |
LANケーブル |
6 |
回線終端装置(ONU) |
7 |
光通信ケーブル |
-
ひかり電話(IP電話)対応機器につないだ付属の電話線ケーブル(1)を本機のLINEコネクター(2)に差し込みます。
-
TELコネクターカバーを外します。
-
外付け電話機の電話線ケーブルを本機のTELコネクター(3)に差し込みます。
メモ
-
ダイヤルできない(発信しない)場合は、[PBXライン]を[オン]にしてください。
-
ファクシミリの送受信ができない場合は、[スーパーG3]を[オフ]にしてください。
構内交換機(PBX)/ホームテレホン/ビジネスホンを接続する

番号 |
名前 |
---|---|
1 |
電話線ケーブル |
2 |
LINEコネクター |
3 |
公衆回線(アナログ) |
4 |
TELコネクター |
5 |
PBX等の制御装置 |
6 |
電話線ケーブル |
-
公衆回線(アナログ)(3)につないだ付属の電話線ケーブル(1)を本機のLINEコネクター(2)に差し込みます。
-
PBX等の制御装置(5)につないだ電話線ケーブル(6)を本機のTELコネクター(4)に差し込みます。
メモ
-
ホームテレホンとは、電話回線1、2本で複数の電話機を接続して、内線通話やドアホンも使用できる家庭用の簡易交換機です。
-
ビジネスホンとは、電話回線3本以上収容可能で、その回線を多くの電話機で共有でき、内線通話などもできる簡易交換機です。
内線電話として接続する

番号 |
名前 |
---|---|
1 |
電話線ケーブル |
2 |
LINEコネクター |
3 |
公衆回線(アナログ) |
4 |
TELコネクター |
5 |
PBX等の制御装置 |
-
付属の電話線ケーブル(1)の一端を本機のLINEコネクター(2)に差し込み、他端をPBX等の制御装置(5)に差し込みます。
回線をファクスと電話で共用する場合は、[TEL コネクター](4)と外付け電話機を電話線ケーブルで接続します。
CSチューナーやデジタルテレビを接続する

番号 |
名前 |
---|---|
1 |
電話線ケーブル |
2 |
LINEコネクター |
3 |
公衆回線(アナログ) |
4 |
TELコネクター |
5 |
CSチューナーまたはデジタルテレビ |
6 |
電話線ケーブル2 |
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公衆回線(アナログ)(3)につないだ付属の電話線ケーブル(1)を本機のLINEコネクター(2)に差し込みます。
-
TELコネクターカバーを外します。
-
CSチューナーまたはデジタルテレビ(5)につないだ電話線ケーブル2(6)を本機のTELコネクター(4)に差し込みます。