坪井 正志
内閣官房 IT総合戦略室 参事官 八山 幸司
自動運転は、交通事故削減、トラック等の運転手ドライバー不足、地方や高齢者の移動手段確保などの社会課題の解決に資するものと期待され、国として強力に推進している。本稿では自動運転車の実用化に向けたシナリオ、技術・制度的な課題への取組みを紹介する。
中井 敏久
通信、金融、法人などの事業を通じて蓄積してきた技術をベースに開発した特長ある技術と、近年急速に進化しているAI技術を組み合わせたOKIのIoTビジネスプラットフォームは、お客様のデジタル変革を加速するのに有効であることを、事例を用いて説明する。
中村 武文・立木 貴宏・古川 純平
道路事業で培った技術やノウハウを活かしたLocoMobi2.0プラットホームおよび、ビッグデータである車の位置情報や渋滞情報を分析する様々な民間企業や自治体向けLocoMobi2.0業務サービスを紹介する。
渡辺 孝弘・塚本 明利
OKIでは安全管理支援などに適用するために、より高度化したセンシング技術によるIoTソリューションの実現を目指している。本稿では、画像センシングとLiDARによって高度化したセンシング技術を用いた現場監視ソリューションを紹介する。
土屋 弘
病院経営業務以外の医療機関内の様々な業務(医療事務)には労働力の効率化が求められている。本稿では医療事務業務のICT化による効率化、「受付業務」のICT化および医事会計システムとの連携を実例として紹介する。
高良 信広・顔 正修・高橋 秀也
小売店舗の集中レジ稼働台数を見える化し、入口、レジ前の顧客の人数・属性を画像認識で測定、クラウド上のAIシステムで分析し店舗のスタッフへ報告するレジ混雑予測システムを紹介する。
山口 德郎・小泉 健吾
IoT(Internet of Things)システムの市場が急速に拡大し、製造ラインや工場内監視、社会インフラ監視などの分野での適応が期待されている。これらの分野で有効な分布光ファイバー温度センシングについて、その特長と新たに開発した方式、その適応事例を紹介する。
高橋 佑輔
製造業では、IoTへの関心高く、特に異常・予兆検知のニーズが拡大している。本稿では機械学習を用いた独自の振動解析アルゴリズムを技術開発し、異常検知への応用例を紹介する。
松原 大樹・森田 達也
OKIはマルウェア/情報漏洩対策としてセキュリティーログを分析し運用しているが、セキュリティーログが膨大に発生した場合、人手で分析すると重要なログを見落とす可能性がある。本稿では、セキュリティーログ分析にAI技術を取り入れ、重要なログを高精度に検出するサイバー攻撃監視技術を紹介する。
梁田 武実
IPカメラ市場の拡大に向けて、高解像度カメラのデータ量増加に伴うコスト課題解決、映像解析によるマーケティング分析に対応できる映像IoTシステム「AISION(アイシオン)」を紹介する。
田村 善康
サラウンドビューシステムなど、自動車の運転支援システムの普及が加速している。OKIアイディエスのFPGA開発技術を用いて、複数のアライアンスパートナーの技術資産を融合し、2次元画像から3次元画像への高付加価値化を紹介する。
徳満 昌之・櫻田 孔司
人的資源確保の要求に応え、企業業績を上げる「働き方改革」のアプローチとしてエンゲージメントに着目した遠隔コミュニケーションのコンセプトを策定した。また、予備実験を踏まえてシステムの基本構成を明らかにし、同システムの開発概要を紹介する。
及川 真史・金井 邦夫・嶋田 徹一
プリンターで特殊用紙を使うと不良印刷になる場合があり、従来、正しく印刷するための印刷設定値の調整作業を技術者が行ってきた。この調整をAIによって自動化する取組みを紹介する。
丸山 孝志
フレキシブルデバイスや照明機器などにLEDなどの半導体素子をリフロー実装した透明配線材料が求められている。この要求に応えた当社の透明フレキシブル基板を紹介する。
小嶋 拓也
多方向から到来する電波を模擬した試験環境を作り出すリバブレーションチャンバー(RVC)について、その概要と特徴を解説し、車載電子機器向けでは国内試験所として初導入となる当社RVCで実施した試験を例に、RVCによるイミュニティ試験の有効性を報告する。
OKI
情報通信事業本部 基盤技術センター 先端技術開発部
山口 德郎