2004年 No.197 ネットワーク特集
ネットワーク特集によせて [548KB]
原 説秀
ブロードバンドネットワークを基盤とする信頼できる情報社会の構築 [721KB]
篠塚勝正
沖電気が目指す情報通信融合ソリューション [825KB]
松下政好
コミュニケーション・サティスファクション ~コミュニケーション・クオリティを求めて~ [622KB]
浅井 裕
WebとVoIPを統合するアプリケーションプラットフォーム
—次世代の情報通信融合ソリューションの提供: CenterStage® AS— [1.2MB]
伊藤真弥・中沢 修・今井雅文・繁田好章
WebコミュニケーションのプラットフォームとしてCenterStage ASが目指す情報(Web)と通信(VoIP)の融合サービスとは何かを、本製品のコンセプト及び技術的特長をベースに紹介する。
新ネットワークサービスNS@PLAT [861KB]
手塚啓一・澤田寛治・廣兼 薫・中川達実
沖電気の情報通信融合基盤であるAP@PLAT®にネットワークサービスを提供する「NS@PLAT」を紹介する。ネットワークに対してのお客様の高度化する要望に応え、よりお客様に価値のあるサービスを提供するために、新しいネットワークサービスを体系化したものである。
IPv6の動向と展望 [923KB]
石塚 勝
IPv6はIPアドレス枯渇問題や次世代IPネットワークに求められる多様なニーズに応えるために開発されてきた。IPv6の概要、諸外国動向、普及促進活動、沖電気の取組み概要等を紹介し、今後の展望を述べる。
IPv6対応ネットワークエッジデバイス ~IP電話端末・VoIP-GW~ [869KB]
池田敬造
今後、ネットワークのIP化が進むなかで、IPv6の利用シーンは多くなる。本稿ではIP電話端末やVoIP-GWのIPv6対応化、IPv6機能活用の利点、沖電気のIPv6化開発の特徴について述べる。
キャリアVoIPシステムにおけるIPv6の取り組み —CenterStage®— [644KB]
後藤雅徳
CenterStageは、電気通信事業者(キャリア)向けのソフトスイッチである。本稿では、IPv6のキャリア網への導入ストーリーを想定し、CenterStageを構成するコンポーネントのIPv6実装範囲と時期を述べる。
CTstageの目指すユビキタス社会 [1.1MB]
中山泰輔・加治雅也
既にユビキタス社会に対応した機能を実現しているCTstage 4iのユビキタス機能やIPv6普及に伴い今後実現されるであろうサービス例を挙げて、CTstageの目指すユビキタス社会の方向性を論じる。
OKI MediaServer V5におけるIPv6の取り組み
~IPv4/IPv6 デュアルスタックビデオサーバ~ [870KB]
平岡冠二・日比 孝
来るべきIPv6時代への移行期ならびに普及後に訪れる高度なコンテンツ流通サービスに対応すべく開発・製品化を行った映像配信プラットフォーム「OKI MediaServer V5」とコンシューマ市場向けSTB(Set-Top Box)「StreamingPlayer」についてその技術概要ならびに特徴を紹介する。
金融システムにおけるIPv6の取り組み [661KB]
鈴木一義・上村明利
オープン化が急速に進んでいる金融システムを収容するネットワークの現状とIPv6導入が進まない要因を説明する。さらに今後の金融機関ネットワークの方向性とIPv6の導入に向けての沖電気の取り組みについて説明する。
沖トータル・ネットワーク・サービス [751KB]
井坂正純・川西素春
IP電話普及推進センタ(IPTPC)では、お客様のIP電話に関する様々な課題を解決している。本稿では、IPTPCが提供するワンストップサービスを体系化した、沖トータル・ネットワーク・サービスの内容を中心に説明する。
次世代インターネット日中IPv6協力プロジェクトへの取り組み [633KB]
坂野恒之・千村保文・菅野秀明
中国市場に、IP電話やITSを展開する為には、IPv6化と実証実験での実績作りが重要になってくる。2003年より、次世代インターネットIPv6日中協力プロジェクトに参加し、IPv6の研究・開発を加速している。このプロジェクト概要、及び、弊社の取り組み状況を紹介する。
フォトニックネットワークの明日に向けて [665KB]
川原正人
光IP連携マルチレイヤネットワーク
—爆発するネットワークにおけるノード・ボトルネック回避技術— [696KB]
藤井亮浩・中平佳裕・坂元宏行
本稿では、来るべき大容量情報化社会に必要な超高速フォトニックネットワークにおいて、爆発的に増加しているインターネットトラフィックに対応すべく、光パスを制御し、ノード処理能力の利用効率を最大化する技術の研究開発について紹介する。
大容量ネットワークを支える基幹光通信技術
—国家プロジェクトにおける超高速・大容量・長距離伝送への取り組み— [812KB]
藤井浩三
大容量ネットワークを支える基幹光通信技術について、国家施策を解説すると共に、国家プロジェクトを通した沖電気のアクティビティを示す。プロトタイプの160Gbps光送受信装置が完成し、多くの成果を創出している。
光アクセス事業展望と技術戦略 [628KB]
大濱雅幸・河内 肇
FTTHの普及期を間近に、光アクセス事業の継続と成功を目指した(株)オー・エフ・ネットワークス設立の経緯とねらいを紹介し、OFNのフォーカスする技術分野,競争に勝ち残るための戦略について展望する。
光アクセスGE-PONシステム MileStar™ [686KB]
榊 正彦・川口和穂
FTTH/FTTB向けに開発したGE-PONシステムMileStarのシステム構成と特長を紹介する。
無線システム用高出力GaN HEMTの開発 [578KB]
関 昇平・佐野芳明・牛窪 孝
無線通信システム応用が期待されるGaN HEMT(窒化ガリウム高電子移動度トランジスタ)の技術開発を紹介する。本論文ではリセスゲート構造を適応したGaN HEMTのデバイス構造の最適化設計を述べ、試作評価により、優れた高周波特性が得られたことを示す。
シリコンマイクロレンズの開発 [1.2MB]
前野仁典・佐々木浩紀・志村大輔・上川真弘・小谷恭子・関川 亮・高森 毅
シリコンマイクロレンズはシリコンで作製された直径0.1mm程度の大きさのレンズである。このレンズの特徴とその使用形態、コンセプトを示した。レンズを使用した光モジュールはメトロネットワークでの使用において十分な特性を示しており、サンプル出荷を開始している。
SFF/SFP光トランシーバ [784KB]
阿部真也・飛田謙洋
高速光通信用トランシーバとして定着しつつあるSFF(Small Form Factor)、およびSFP(Small Form-factor Pluggable)について、株式会社シグマ・リンクスにおける製品ラインナップ、および新たに開発した製品の諸特性を報告する。
GE-PON OLT/ONU 一芯光トランシーバの開発 [1.2MB]
田中貴之・井上美奈子
次世代加入者系高速サービスを担う光インタフェースとして、ギガビット級のPONモジュールが注目されている。当社ではバースト送受信技術をギガビットという高速化まで適用し、GE-PON用OLT/ONU光伝送モジュールを開発したので、その概要を紹介する。
10Gbit/s小型トランスポンダの開発 [782KB]
藤咲芳春・横山修司・曽野昌樹・堀尾丈夫・髙橋智和・北脇仁史・髙木秀樹
シグマ・リンクスでは事実上の業界標準である300pinMSAに準拠した、距離・用途別に4種の10Gbit/sトランスポンダを開発している。本レビューではそれらの仕様や性能について個別に紹介する。
セマンティックメタデータ —技術情報/製品情報交換システムへの適用— [520KB]
三木 敬・松平正樹・大熊好憲
近年、情報に対してその意味を記述したメタデータを利用した情報統合への取り組みが始まっている。これらの動向を紹介するとともに、実際に製品情報の属性情報、仕様情報、知識情報、検索者の視点などをメタデータとして付与し、利用者へのナビゲーション機能を強化したLSI製品情報統合ポータルを試作したので報告する。
ビジュアルコミュニケーションに安心と楽しさを付加するソフトウェア
—FaceCommunicator®— [831KB]
宮崎敏彦・井上清司・天本直弘・石川和弘
ブロードバンドが普及し、今後はテレビ電話などビジュアルコミュニケーションサービスの伸びが期待されている。沖電気では顔アニメーションを使って、安心でかつ楽しいコミュニケーション環境を提供するソフトウェアを開発しており、その機能と製品について概説する。
セキュアネットワークソリューション [1.1MB]
大多和篤夫・辻 秀幸・飯島 勝・八木 勇
我が国は2001年に策定された政府のe-Japan重点計画に基づき、「IT基盤整備」から「IT利活用」へと新時代への移行期を迎えている。本稿では、沖電気グループが推進する情報セキュリティ戦略のセキュアネットワーク領域に位置付けられる「セキュアネットワークソリューション」を紹介する。
遠隔映像監視システム VisualCast-SS [1.2MB]
山田陽一・本玉靖和・山口政巳・青柳康夫・清水豊明・馬渡 修
遠隔映像監視システムVisualCast-SSのシステム、特徴を述べる。MPEG4符号化により低レートから高レートまで多様なネットワーク環境で適用可能である。映像符号化を行うエンコーダ(VBOX-S)により、低コストで運用性に優れた映像監視システムを提供する。
情報セキュリティ技術戦略 [1.2MB]
芦田元之
安心で信頼できるネットワークソリューションを提供するためには、セキュリティに強い沖電気のブランド確立が必須である。ブロードバンドサービスの普及や e-Japan計画に対応した新しい沖電気のセキュリティビジネス戦略が必要になってきた。沖電気の得意技術を持ったソリューションプロバイダとして得意領域のリーダを目指すセキュリティビジネス戦略の提案を行った。この新セキュリティビジネス戦略についての解説を行う。
メタデータをめぐる技術動向 [722KB]
山本秀樹
本稿ではマルチメディア処理におけるメタデータとして、汎用的なMPEG-7、放送用のTV-Anytimeを中心に解説する。さらに最近ITUで検討されている通信のためのメタデータについて触れる。
メディアサーバ開発物語 [783KB]
長坂 篤