 チャンタソンさんのお話から始まりました |
2003年7月5日(土)、午後1時〜4時、「ラーニングプラザ荏原」(品川区)にて、第4回「ラオス語絵本をつくってラオスの子どもたちに送ろう!」を行いました。沖電気グループの社員・OB・家族より12名、一般1名、NPO法人「ラオスのこども」より7名、合計20名が参加しました。
東南アジアの国ラオスでは、ラオス語で作った本がほとんどありません。日本では、絵本を通じて広く世の中や世界を知ることを当たり前のようにできますが、ラオスの子どもたちは家庭や学校でさえ、そんな機会がほとんどありません。特定非営利活動法人「ラオスのこども」は、1982年から、日本語絵本にラオス語翻訳を貼り、ラオス語絵本にしてラオスの子どもたちに送る運動(絵本2000冊運動)を行っています。沖電気グループでは、社員ボランティアを募り、毎年7月にこの運動に参加しています。
 休憩では、おいしいラオスコーヒーなどをいただきました |
 いよいよラオス語絵本づくりが始まりました |
午後1時、参加者自己紹介の後、ASPBの創設者で代表でもある、チャンタソンさんのお話で始まりました。1982年に「ASPBラオスの子どもに絵本を送る会」(2003年5月8日、NPO法人各を取得し現在の名称に変更)を設立したいきさつ、小さなNGOだがラオスの政府を動かし、各県に1つ「子ども文化センター*」を設置することや各学校に図書室を設けることなどが制定されたことなどをお話いただきました。午後2時から30分間は、ラオスの子どもたちが届けられた絵本を読んでいる様子などをビデオで見ながら、ラオスコーヒー、ハーブティー、黒米のデザートで休憩を取りました。午後2時30分、いよいよラオス語絵本づくりが始まりました。用意した絵本は、30冊。ページ数の少ないものから多いものまで数種類ありました。昨年までは、日本語部分を隠してラオス語翻訳を貼っていましたが、今回は、日本語部分も残してラオス語翻訳を貼る絵本もありました。中には、一人で3冊も作った方もいました。ラオス語絵本づくり作業は、ローマ字で自分の名前を書いた紙を、裏表紙の裏側に貼って完了です。
*「子ども文化センター」・・・ ASPBのHPより引用
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Children's Cultural Center = CCC
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図書室を中心に、伝統の音楽や舞踊、絵画などラオスの学校ではあまり行われていない分野の教育に触れられる課外活動の施設。ラオスでは貴重な、子どもたちの自己表現の場として、全国4か所で運営を支援しています。
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今回のイベントでは、用意した30冊すべてをラオス語絵本にすることができました。また、毎年参加してくれていた1社員が、今回は都合により参加できなかったため、お子さまと二人で作った絵本1冊と合わせ、31冊をASPBに提供しました。
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OKIグループでは、従業員の月々100円の募金(「OKI愛の100円募金」)でもASPBの活動に協力しています。ラオス語絵本の現地出版です。
2001年度は、「かしこいのはどっち?」5000部、 2002年度は、「4人の不思議な兄弟」3000部を現地出版しました。
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 参加者全員で! |
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