
絵本の表紙
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OKIグループ25社、約6000名が月々100円の募金で参加している「OKI愛の100円募金」(OKI Volunteer Fund)では、2002年3月、NGO「ASPBラオスの子どもに絵本を送る会」が再版した絵本『かしこいのはどっち?』の出版に協力しました。
「ASPBラオスの子どもに絵本を送る会」は、1982年に活動を開始し、日本語の絵本にラオス語の翻訳を貼り付け、ラオス語絵本を作り、ラオスの子どもたちに送り続ける「絵本2000冊運動」を展開しています。OKIグループでも、この活動に協力し、毎年7月に、社員ボランティアが、「ラオス語絵本づくりの体験イベント」に参加しています。
同NGOは、「絵本2000冊運動」以外にも、ラオス各地の学校への図書の無料配布、図書箱・図書袋の提供、学校図書室の整備支援、情操教育設備の運営を支援している他、ラオス語絵本の現地出版の支援と作家・絵本作家の育成活動も実施しています。出版活動では、絵本、昔話、絵とき辞書など、子ども向けの本のほか、古典の再版などラオス人作家によるラオス語の作品を現地で出版しており、これまでに82タイトル、39万部を出版してきました。82タイトル目が『かしこいのはどっち?』となります。
『かしこいのはどっち?』の出版は、沖電気創業120周年を記念して、OKIグループとして協力させていただいたものです。

絵本の最後のページ
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“ラーじいさんと息子がしばらく歩いてゆくと、竹やぶがあり、タケノコが土から突き出ているのが見えた。ラーじいさんはさらにカムターに尋ねた。「どうしてタケノコは土の中からのびてくることができるんだろうね?」「それが、自然だからです!」「先が固くて、尖がっているからではないのかね?(これは、もう一人の息子プンミーの答え)」ラーじいさんは尋ねた。「いいえ。キノコの先は固くても尖がってもいないけど、土の中から出てきますよ!」さて、みなさん。プンミーとカムター、どちらがかしこいとおもいますか?”
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