商品・サービス
白色LED光源による「耐光劣化試験サービス」開始
2026年3月9日
沖エンジニアリング株式会社
沖電気工業株式会社
室内LED照明による劣化を再現し、製品開発の効率化を支援
OKIグループで信頼性評価と環境保全の技術サービスを展開するOKIエンジニアリング(社長:大場 宏之、本社:東京都練馬区、以下OEG)は、白色LED光源を用い、材料や製品(注1)に対し、耐光劣化を再現する「耐光劣化試験サービス」を2026年3月10日より開始します。電子機器・部品メーカー、素材メーカーをお客様として、材料や製品の信頼性向上と品質改善を支援し、2028年度までの3年間で売上5,000万円を目指します。
近年、LED照明の普及に伴い、従来の窓ガラス越しの太陽光を模擬した耐光劣化試験の光源では、実際の室内環境で使用される白色LED照明とは波長が異なるため、白色LED照明が材料や製品に与える影響を正確に評価できないという課題が認識されるようになってきました。特に、プラスチックやゴム、塗装面は、LED光特有の波長成分や照射条件で変色、退色、脆化(注2)などの劣化現象が確認されています。このため、材料や製品の使用環境や保管環境に近い白色LED照明を模擬した耐光劣化試験のニーズが高まっていますが、多くの企業が正確な評価を行うことができない状況にあります。
OEGはこれまで、太陽光を模擬するサンシャインウェザーメーターやキセノンウェザーメーター(注3)を用いて、製品や材料の劣化や退色を短時間で促進する耐光劣化試験サービスを提供し、試験前後の色差測定による変退色評価や、脆化などの物理的・化学的評価も行い、客観的なデータを提供しています。今回、室内照明環境を再現する白色LED光源を国内の委託試験所に先駆けて導入し、これまで困難だった、白色LED照明による室内環境を模擬した耐光劣化試験を実現しました。この試験結果をもとにお客様に助言を行い、従来の太陽光を模擬した試験による過剰評価や誤った対策を防止することで、手戻りをなくし、開発効率の向上を支援します。各種分析・解析から得られる劣化予測の製品へのフィードバックを可能にし、製品品質の向上に貢献します。また、白色LED照明下で保管される梱包材や製品の劣化原因の究明や、再現確認にも対応しています。これらにより、お客様は製品の品質向上を効果的に進められます。
OEGは、白色LED光源をはじめ多様な光源を用いた耐光劣化試験の標準化と評価技術の高度化に取り組み、今後も幅広い分野の製品品質向上に寄与してまいります。お客様の製品ブランド価値を支えるパートナーとして、継続的にサービス拡充をしていきます。
販売計画
| 価格 |
個別見積 |
|---|---|
| 販売目標 |
5,000万円/3年 |
| サービス提供開始時期 |
2026年3月10日 |
用語解説
注1:材料や製品
各種プラスチック・ゴム・塗料などの材料や、それらを使用した部品や製品をさす。
注2:脆化
金属、プラスチック、ゴムなどの材料が、熱、化学的な反応、光などの外部要因によって、脆く、壊れやすくなる現象のこと。
注3:サンシャインウェザーメーターやキセノンウェザーメーター
太陽光を模擬した耐光劣化試験装置には、サンシャインカーボンアーク灯を光源とするサンシャインウェザーメーターと、キセノンアーク灯を光源とするキセノンウェザーメーターがある。
リリース関連リンク
- 沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
- 沖エンジニアリング株式会社は、通称をOKIエンジニアリングとします。
- その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
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