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コラム2025年04月11日

【2025年最新】エネルギー問題の解決と地球環境保護を両立!OKIが提供するGXソリューションとは?

私たちの毎日の生活に欠かせない電気・石油・天然ガスなどのエネルギー。しかし、その資源には限りがあり、エネルギーの生成工程における環境汚染も深刻な問題となっています。

SDGs(持続可能な開発目標)や日本政府が掲げる「2050年カーボンニュートラル宣言」に取り組む企業が増加する中、エネルギー問題の解決と地球環境保護を両立するためには何が必要なのか?これらの問題を解決するためにOKIが提供するGXソリューションについて、詳しく解説します。

企業の経営企画、生産管理、環境対策、購買調達部門の方、必見です。

企業が直面する「地球環境保護のためのエネルギー問題」とは?

地球環境保護におけるエネルギー問題とは?

地球環境保護におけるエネルギー問題とは、天然ガス・石油・電気などのエネルギーを生成する過程で排出される有害物質が、地球環境を破壊している状態を指します。これらの有害物質は、大気汚染、水質汚染、土壌汚染などの環境問題を引き起こし、我々の生活だけでなく、地球全体の生態系に深刻な影響をもたらします。

地球環境保護と企業活動を両立させるためには、以下の取り組みが重要となります。

  • 代替エネルギーの採用: 既存の化石燃料に代わる、環境負荷の少ない持続可能なエネルギーを採用する必要があります。再生可能エネルギーである太陽光発電、風力発電、水力発電、地熱発電などがその候補です。
  • エネルギー消費量の更なる削減: 建物の高断熱化やエネルギー効率の高い設備やサービスの採用などにより、エネルギー消費量をさらに削減することが環境負荷の低減につながります。

カーボンニュートラルの実現とは?

カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させることです。地球温暖化対策として2015年のパリ協定で採択された国際的な目標は、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの排出量を2050年までに実質ゼロにすることです。地球温暖化を抑制し、持続可能な社会を実現することが目的です。

カーボンニュートラル実現のためには、企業、政府、そして個人が一体となって、温室効果ガス排出量の削減に取り組む必要があります。企業は、事業活動におけるエネルギー消費量の削減、再生可能エネルギーの導入、省エネルギー技術の開発などの推進が求められます。

エネルギー課題を解決!OKIが提供するGXソリューション事例紹介

地球環境保護は、OKIのDX戦略における重要な柱の一つです。OKIは、GX(Green Transformation)ソリューションを通じて、企業のエネルギー課題解決と地球環境保護への貢献を支援しています。

以下に、主な事例を紹介します。

① 太陽光発電と蓄電池を連携!EMS(エネルギーマネジメントシステム)で効率的な自家消費を実現

太陽光発電は、企業が導入しやすいカーボンニュートラル対策の一つです。自家発電により、従来の火力発電、水力発電、原子力発電からの電力供給を減らすことができ、CO2排出量削減に貢献します。

OKIは、太陽光発電システムと蓄電池を連携させた「創蓄連携ソリューション」を提供し、企業の自家発電をサポートしています。このシステムでは、太陽光発電によって得られた電力を蓄電池に貯蔵し、必要な時に利用することができます。

創蓄連携システムの導入により、以下のメリットが得られます。

  • 電力コストの削減: 自家発電により、電力会社からの購入電力量を削減し、電気料金を抑制
  • BCP対策: 蓄電池に電力を貯めておくことで、災害時や停電時にも電力供給を確保し、事業継続性を向上
  • 環境負荷の低減: 再生可能エネルギーの利用拡大により、CO2排出量削減に貢献

② 環境配慮型拠点の構築とZEB・ZEF認証取得を支援

OKIは、自社のフラグシップファクトリーである本庄工場H1棟において、太陽光パネル、蓄電池、EV化ソリューションなどを組み合わせた環境配慮型の拠点構築を推進しています。

本庄工場H1棟は、快適な室内環境と実質的な炭素排出量ゼロを目指した建物として、「ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)認証」を取得しています。ZEB認証は、省エネルギーと再生可能エネルギーの利用により、年間のエネルギー消費量を大幅に削減した建物に与えられるものです。

OKIは、企業の環境配慮型拠点構築を支援するとともに、ZEB認証取得に向けたコンサルティングサービスを提供しています。さらに、カーボンニュートラルに対応する生産施設の新たなエネルギー評価指標である「ZEF(ネット・ゼロ・エネルギー・ファクトリー)認証」の制度化もサポートしています。

これらの取り組みにより、企業は以下のようなメリットを享受できます。

  • エネルギーコストの削減: 省エネルギー化により、光熱費などのエネルギーコストを大幅に削減
  • 企業イメージの向上: 環境に配慮した施設運営は企業の社会的評価を高め、企業イメージを向上
  • 従業員の快適性向上: 快適な室内環境は、従業員の生産性向上や満足度向上に貢献

③ パナソニックと協業!EV充電インフラ設備のサポートサービス

自動車のEV(電気自動車)化は、温室効果ガス削減に不可欠な対策の一つです。OKIは、パナソニックが提供するEVチャージャーのシェアリングサービス「everiwa Charger Share(エブリワ・チャージャー・シェア)」のEV充電インフラ設備のサポートサービスと提携し、EV普及を促進しています。

このサービスでは、マンションや商業施設などにEV充電器を設置し、住民や利用者が手軽にEV充電を行える環境を提供します。EV充電インフラの普及により、EVの利便性が向上し、EVの普及が加速することが期待されます。

OKIは、EV充電インフラの設置工事、保守、運用サポートなどを提供し、EV普及とカーボンニュートラル社会の実現に貢献しています。

まとめ

OKIは、今回ご紹介した「創蓄連携ソリューション」「環境配慮型拠点の構築とZEB・ZEF認証の取得サポート」「EV充電インフラ設備のサポートサービス」などのGXソリューション提供を通じて、企業のESG(環境・社会・ガバナンス)対応強化を支援しています。

OKIは、これらの取り組みを通じて、企業のカーボンニュートラル実現に向けた「エネルギー利用の効率化」「リソース最適化」「環境保護」を支援し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

OKIのGXソリューションに関する詳細な製品情報や資料請求、見積など各種ご相談については、こちらからお気軽にお問い合わせください。

<関連情報>
・プレスリリース「GXソリューション強化に向けた取組みを加速」(2025年2月18日)
https://www.oki.com/jp/press/2025/02/z24063.html

・OKIクロステックのGXソリューション
https://www.oki-oxt.jp/si/solution/eee/vpp.html

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