中国市場におけるOKIの存在感を高めるべく現地販売会社と連携しながら営業支援
国内営業を経験した後に現職へ。おかげで、中国販社が現地パートナー向けにどのような動きをしているのかが理解しやすいなど、培った経験が今の仕事に生きている。

シゴトがつむぐ未来FUTURE
印刷技術を必要としているところへ、
ニーズに応えるプリンターを届け続ける
中国販社が中国国内のニーズに確実に応えていけるよう、日本側との掛け橋となって営業支援に力を注ぐのが私のミッションです。世の中の動きは電子化へ向かい、紙に印刷するというニーズは以前に比べれば縮小しているのは間違いありません。しかし、中国で利用されているキオスク用途では、学籍証明書や就業証明書など、生活をするうえで欠かせない証明書の印刷に利用されています。また、医療業界では、紙でなくフィルムに印刷する技術が活用されており、フィルム媒体にエコー写真のような医用画像と診断内容を印刷するのに活用されています。このように、ニッチな市場ながら間違いなくプリンターを必要としている人たちに、ニーズに応じて最適なプリンターを届けることは、これからも重要な使命だと思っています。

日本と海外の架け橋となり営業を支援していく
一問一答Q & A

Q.01
ワタシの仕事販売戦略の立案や課題分析などを通じて中国販社の営業を支援
海外の販売パートナーと連携してプリンターの海外市場における販売促進を担うチームで、当社子会社である中国販社を担当しています。OKIには市場動向や顧客ニーズに基づいたプロモーションや商品企画を行うマーケティング部門もありますが、私の業務は営業支援が中心です。本社の意向を踏まえた立場で中国販社と一緒に販売戦略を立案したり、中国市場でプリンターを販売するための課題分析や打開策を検討したり、突発的な受注に対応するための調整業務をしたりしています。
Q.02
仕事の醍醐味中国販社と一丸となる中国市場でOKIプリンターの基盤を切り拓く
近年、OKIブランドの製品展開を中国市場で推し進めており、現在は事業基盤の確立を目指し市場を絞り込んで販促に力を入れています。例えば、小型で印刷品質が高く耐久性に優れているオフィスプリンターで、キオスク端末向けや医療分野を開拓。多品種小ロット印刷のニーズをくみ取ろうと取り組み始めている印刷会社向けにはラベルプリンターを推すといったように。販社のメンバーと連携、協力しながら中国市場を開拓していくのを実感できるところが醍醐味です。

Q.03
仕事の大変なところビジネス上の多数の関係者に
正確な情報を伝えていくこと
私が直接やり取りしているのは中国販社ですが、実際ユーザーに営業しているのは、中国販社が依頼している販売代理店です。そうしたパートナーに、OKI製品を意欲的に営業してもらうのは、実は簡単ではありません。そのため、コロナが5類に移行してからは中国へ訪問し、ユーザーやSIerなど含む現地企業を訪問し、日本側の意図を直接伝えるよう心掛けています。対面だからこそ生まれる信頼関係や、伝えられる想いがあり、それらはビジネスを円滑に進める上で欠かせないものだと実感しています。今後は少なくとも年に2回は足を運ぼうと考えています。
Q.04
OKIの魅力グローバルビジネスの強化を
目指して再構築中
OKIは2023年4月にグローバルビジネスのリスタートを宣言しました。すでに海外展開しているATMやプリンターは、一層強固な事業基盤を現地で築くことに力を入れています。これまで海外展開を想定していなかった商材についてもニーズがあるかといった市場調査を始めていて、グローバルを意識した新規事業も動き出しているところです。私は入社以来プリンターに携わってきましたが、他の商材も扱ってみたい。そのためにも、中国だけでなくアジア地域のエキスパートといえる知見やスキルを身につけていきたいです。
海外マーケットで製品を売るための道を指し示す

私が取り扱うモノTOPIC
印刷品質が高く、
デザイン性も高いラベルプリンター
OKIは、LED技術によって細い線や細かい文字まできれいに印刷でき、白を印刷できる特徴を備え、白地に色を重ねることで発色を良くするなど、デザインの幅を広げてくれるラベルプリンターを製品化しています。ただ、中国市場では大ロットで同じものを大量に印刷するというニーズが強く、これまでほとんど販売できていませんでした。しかし、詳しく市場を見てみると、大ロット向けの印刷機で小ロットの注文に対応すると利益が確保できないというジレンマから小ロットの注文を断っているケースがあると分かってきたのです。そのようなお客様をターゲットとして、ラベルプリンター市場を今現在、切り拓いていこうとしています。ただ、大ロット向けの印刷機とは特徴や用途が大きく異なるため、ラベルプリンターの販売に精通しているパートナーの開拓から始めているところです。
ある1日の仕事の流れON DUTY
- 08:30
- リモートで朝会に参加。一日のやることを確認。
- 10:00
- 中国向けカスタマイズ案件で設計関連部門とリモート会議。
- 12:00
- 自宅で昼食。
- 13:00
- 展示会報告資料の作成など個人作業。
- 16:00
- 中国販社メンバーと販売見込みに関するリモート会議。
- 18:00
- 次の日のタスクを確認・整理して終業。
休日の過ごし方OFF TIME
週末になると、道の駅や群馬県内をはじめ近場の観光スポットを巡っています。写真は、碓氷峠のめがね橋。群馬は自然が多くて、気軽にハイキングやサイクリングを楽しめるのでお勧めです。
