2023年1月5日
OKI代表取締役社長執行役員 森孝廣による社員向け年頭挨拶の要旨を下記のとおりお知らせします。
OKIグループの皆さん、あけましておめでとうございます。年頭にあたり、2023年への意気込みをお伝えしたいと思います。
今年は本当の勝負の年です。今年度の計画を最後までやり切ることは当然ですが、4月からは現在策定中の新たな中期経営計画を実行していきます。成長へ舵を切り、持続的な技術革新とそれを基盤とする価値ある商品サービスを創造し続けるため、売上規模を維持するという発想ではなく、事業成長に真正面から取り組んでいく覚悟が必要と考えています。
「既存×日本市場」に閉じ籠らず、「新規×グローバル市場」へ意識と視野を広げる必要があります。この考え方は、業績向上はもちろん、これからの経営人材の育成においても重要です。グローバル基準で多様性がある人材を数多く育て、活躍してもらうための環境づくりとしても、グローバルでの活動強化は必須です。
一方、成長への舵切りをテーマに新たな取り組みを進め、価値を創造していくためには、今の業務を効率化する必要があります。現状をゼロベースで見直して本当に必要な業務だけにする発想で議論し、皆さんのやりがいと会社の生産性向上を実現していきましょう。
コロナ禍・戦争・サプライチェーン・円安・インフレなど、ビジネスや家庭を直撃する社会変化が生じています。このような不安定な状態は、もはや異常事態ではなく平常と考えるべきでしょう。不確実・不安定な時代に必要なのは変化への対応力です。その基盤になるのは組織や人材の多様性・柔軟性であり、経営課題として改革を進めていきます。皆さんのウェルビーイングを高めることも忘れません。今の厳しい状況を伴に乗り越え、持続的に成長する企業力をつけ、真に「社会の大丈夫をつくっていく。」企業に進化していきましょう。