このたび、OKIは2025年2月19日(水)~2月21日(金)に東京ビッグサイトで開催された「WIND EXPO 風力発電展」に出展し、たくさんのお客様にご来場をいただきました。足をお運びくださったみなさま、誠にありがとうございました。
「WIND EXPO 風力発電展」は、「SMART ENERGY WEEK(春展)」を構成する展示会の一つとして開催されました。主催者の発表では3日間で69,308名のご来場ということで、OKIブースも活気に溢れました。
2050年カーボンニュートラル実現に向け、主力電源の1つとしてますますの普及が期待される風力発電。日本国内だけではなく海外の出展も多くみられ、再生可能エネルギーという分野がいかに注目されているかを感じさせるイベントでした。OKIブースでは「海洋プラットフォーム」構想を軸として、2月19日に発表したプレスリリース「洋上風力発電所向け海底電力ケーブルの異常予兆検知に関する検討を開始」をご紹介し、多くのお客様から期待のお言葉をいただくことができました。
ウィンドファーム(複数の風力発電機から構成される風力発電プラント)全体に海底基準点を複数設けて、基準点に沿ってAUV(自律型無人潜水機)を航行させることで効率的に海洋構造部等の点検ができるソリューションです。海底基準点はOKIが得意とする音響測位技術を活用しており、精度の高い自律航行を実現できます。
洋上風力発電の導入が進んでいる欧州では、埋設した海底電力ケーブルが露出することによる断線などの事故が発生しており、事業の安定運営における重要な課題となっています。周囲を海に囲まれた日本においても、洋上風力発電事業が期待されています。
OKIは海底電力ケーブル内の光ファイバーを活用して、海底電力ケーブルの周囲の温度や音響(振動や音)の変化を広範囲に測定することで、異常予兆を検知します。ブースでは光ファイバーの特定の場所に置かれたスピーカーの音が鳴ると、その変化が現れる様子をご覧いただきました。
洋上風力発電設備は遠隔にあるため、メンテナンスが難しく大幅なコストがかかるという課題があります。OKIは電源無しで映像やセンサーの情報を遠隔から送信できる、「ゼロエナジーIoTシリーズ」を提供しており、メンテナンスコストの削減、効率化が期待できます。
ブースではセンサーを連動できる単体型、高感度カメラ付のモデルをご紹介しました。
OKIの海洋ソリューションにご興味をお持ちの方、展示会でご紹介した内容を詳しくご覧になりたい方は下記リンクよりお気軽にお問い合わせください。心よりお待ちしております。