自動配信

自動配信機能と、その設定方法について説明します。

自動配信機能は、受信したデータを指定の宛先に自動的に転送します。最大5件のEメールアドレスと1件のネットワークフォルダーを宛先として指定できます。

この機能は、受信したファクス(MC863/MC883シリーズのみ)、インターネットファクス(MC863/MC883シリーズのみ)、およびEメールの添付ファイルに使用できます。受信したデータのファイル形式に応じて、データはPDFファイルかTIFFファイルとして転送されます。

自動配信機能の転送設定は100件まで登録できます。

  1. 本機のWebページを起動します。

  2. 管理者としてログインします。

  3. [通信管理メニュー]を選択します。

    あらかじめ、サーバー設定を行う必要があります。

    スキャン To メールの準備

  4. [自動配信設定]ページで、[新規]をクリックします。

  5. [配信設定名]に任意の名前を入力します。

  6. [配信設定]で、[有効]を選択します。

  7. [検索条件]で、必要な項目にチェックを付けます。

  8. [プリント]で、[OFF]を選択します。

    [ON]を選択すると、受信したデータが印刷されます。

  9. [Eメール配信先]の[Eメール配信先設定]をクリックします。

  10. 宛先のEメールアドレスを入力し、[一覧に追加]をクリックします。

  11. 入力したアドレスが[宛先一覧]に表示されることを確認し、[OK]をクリックします。

  12. [フォルダー配信先]の[編集]をクリックします。

    ネットワークフォルダーを指定する場合は、あらかじめ宛先(プロファイル)を登録してください。

    スキャン To 共有フォルダーの準備

  13. [プロファイルリスト]から宛先を選択し、[OK]をクリックします。

  14. [送信]をクリックします。

メモ

  • [ファクス転送設定]を有効にしているときは、受信したファクスに対する自動配信は実行されません。(MC863/MC883シリーズのみ)

  • 受信したファクスはPDFファイルとして配信されます。(MC863/MC883シリーズのみ)

  • 受信したEメールの添付ファイルがPDF、JPEG、またはTIFFファイルでない場合、その添付ファイルは転送されません。

  • 受信したEメールの本文は転送できません。

  • この操作で処理できるデータのサイズには制限があります。

  • 受信したファクス(MC863/MC883シリーズのみ)、インターネットファクス(MC863/MC883シリーズのみ)やEメールの添付ファイルを保存するのに本機のメモリーカードの容量が不十分な場合、自動配信は実行されません。