スキャン To 共有フォルダーの準備
注
以下の方法で共有フォルダーを作成すると、お使いのパソコン内で設定されているユーザーアカウント全員が、このフォルダーへアクセス可能になります。
セキュリティー上、問題がある場合は、ホームページ (https://www.oki.com/jp/printing/) のよくあるご質問 (FAQ)に掲載している手順で共有フォルダーを作成してください。
パソコンに共有フォルダーを作成する
スキャンしたデータを格納するためのフォルダーをパソコン上に作成します。
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Windowsの[スタート]>[コンピューター]を右クリックし、[プロパティ]を開きます。
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[コンピューター名]を確認します。
注
スキャン To 共有フォルダの宛先となるパソコンのコンピューター名は、半角英数字をお使いください。日本語を含むコンピュータ名の場合、スキャン To 共有フォルダーを実行するとエラーになります。
コンピューター名は、宛先(プロファイル)を登録するときに必要になりますので、メモしておきます。
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画面を閉じます。
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コンピューター上に、スキャンしたデータを格納したいフォルダーを作成します。
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作成したフォルダーを選択し、右クリックで[プロパティ]を開きます。
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[共有]タブをクリックし、[詳細な共有]をクリックします。
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[このフォルダーを共有する]にチェックを入れ、[アクセス許可]をクリックします。
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[Everyoneのアクセス許可]の[変更]で[許可]をチェックし、[OK]をクリックします。
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[OK]をクリックし、画面を閉じます。
宛先(プロファイル)を登録する
スキャン To 共有フォルダーで使用するために、作成した共有フォルダーを宛先として本機に登録します。
スキャン To 共有フォルダーを実行するときは、指定したプロファイルを宛先としてデータを送信します。
最大50件のプロファイルを登録できます。
宛先(プロファイル)を登録するには、下の3つの方法があります。本マニュアルでは、パソコンのキーボードから入力できるConfiguration Tool またはWebページの使用を推奨しています。
Configuration Toolから宛先(プロファイル)を登録する
Configuration Toolを使って登録する方法を説明します。
(デバイスへ保存)をクリックすると、変更した設定が本機に反映されます。
注
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プロファイルマネージャーを使うには、User Settingプラグインをインストールしてください。User SettingプラグインはConfiguration Toolと同時にインストールすることも、後からインストールすることもできます。
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Configuration Toolにあらかじめ本機を登録しておく必要があります。
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[スタート]をクリックし、[すべてのプログラム]>[沖データ]>[Configuration Tool]>[Configuration Tool]を選択します。
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[登録デバイス一覧]から、本機を選択します。
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[User Setting]タブを選択します。
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[プロファイルマネージャー]をクリックします。
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管理者パスワードを入力し、[OK]を押します。
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(新規作成)をクリックします。
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送信先の名称を[プロファイル名]に入力します。
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共有フォルダーを登録するため[プロトコル]は[CIFS]を選択します。
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[対象URL]にパソコンに設定した共有フォルダーのパスを入力します。
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[ポート番号]に使用するポートの番号を入力します。
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共有フォルダーにアクセス権を設定している場合は、[ユーザー名]、[パスワード]を入力します。
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必要に応じて[通信の暗号化]と[CIFS文字セット]を選択します。
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必要に応じて[ファイル名]を入力します。
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[詳細表示]をクリックし、詳細設定を設定します。
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[OK]をクリックします。
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(デバイスへ保存)をクリックします。
Webページから宛先(プロファイル)を登録する
パソコンのWebブラウザーからの登録方法を説明します。
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Webブラウザーを起動します。
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[管理者のログイン]をクリックします。
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[ユーザー名]に「admin」を、[パスワード]に本機の管理者パスワードを入力し、[OK]をクリックします。
Mac OS Xの場合は[名前]に「admin」を、[パスワード]に本機の管理者パスワードを入力し、[ログイン]をクリックします。
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[スキップ]をクリックします。
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画面上部の[送信先リスト]をクリックします。
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画面左部の[プロファイル]をクリックします。
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[新規作成]をクリックします。
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送信先の名称を[プロファイル名]に入力します。
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共有フォルダーを登録するため[プロトコル]は[CIFS]を選択します。
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[対象URL]にパソコンに設定した共有フォルダーのパスを入力します。
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[ポート番号]に使用するポートの番号を入力します。
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共有フォルダーにアクセス権を設定している場合は、[ユーザー名]、[パスワード]を入力します。
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必要に応じて[CIFS文字セット]と[通信の暗号化]を選択します。
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必要に応じて[詳細設定]を行います。
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[送信]をクリックします。
操作パネルから宛先(プロファイル)を登録する
操作パネルからの登録方法を説明します。
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タッチパネルの[機器設定]を押します。
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[プロファイル]を押します。
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登録したいプロファイル番号の[登録]を押します。
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プロファイル名を入力し、[次へ]を押します。
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プロトコルを選択し、[次へ]を押します。
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送信先のパソコン名および共有フォルダー名の値を「
送信先のコンピューター名
共有フォルダ名」の形式で入力します。
例:
PC1
share
メモ
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ネットワークにDNSサーバーがない場合、パソコン名(送信先のコンピューター名)ではパソコンを指定できません。この場合は、パソコンのIPアドレスを使用して設定します。
例:
192.168.0.3
share
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[次へ]を押します。
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共有フォルダーにアクセス権を設定している場合は、[ユーザー名]、[パスワード]を入力します。
注
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ドメイン管理が行われている場合は、「ユーザー名@ドメイン名」を入力します。
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ドメイン管理が行われている場合で、「ユーザー名@ドメイン名」を入力しても接続できない場合は、「@ドメイン名」を削除してください。
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さらに、本機のWebページにアクセスし、[管理者設定]>[ネットワーク管理]を選択して、[NBT]の[ワークグループ名]にNetBIOS ドメイン名を設定してください。
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ドメイン名に関してはネットワーク管理者に確認してください。
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[閉じる]を押します。
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必要に応じてそのほかの項目を設定します。
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[OK]を押します。