パソコンと接続する(ネットワーク接続)

本機を無線LAN、またはLANケーブルでネットワークに接続し、操作パネルから本機のIPアドレスとその他のネットワーク情報を設定します。IPアドレスは、手動または自動で設定できます。

無線LAN(インフラストラクチャ)でネットワークに接続します。

以下の注意事項をよくお読みの上、本機を無線LAN環境でご利用ください。

  • 無線LANを使用してセグメント外の端末と通信する場合は、[有効なデフォルトゲートウェイ]の設定を[無線]にしてください。

  • 無線LAN(インフラストラクチャ)と無線LAN(APモード)を同時に有効にすることはできません。

  • 無線LANでネットワークに接続している場合、本機はスリープモードには入りますが、ディープスリープモードに移行しません。

  • 本機の近くに、微弱な電波を発する電気製品(特に電子レンジやデジタルコードレス電話)を置かないでください。

  • 本機と無線LANアクセスポイントの間に、金属、アルミサッシ、鉄筋コンクリート壁があると、接続しにくくなる場合があります。

  • 無線LAN接続は、環境によって有線LAN接続やUSB接続と比べて、通信速度が劣る場合があります。写真などの大きなデータを印刷する場合は、有線LANまたはUSB接続で印刷することをおすすめします。

  • IEEE802.11a (W52/W53)は、電波法により屋外での使用が禁じられています。

    屋内でのみご使用ください。

無線LAN(インフラストラクチャ)を利用するための準備

本機は、無線LANアクセスポイントを経由して通信する無線LAN環境に接続できます(WPS対応)。

お使いの無線LANアクセスポイントが、以下の環境に対応しているか確認してお使いください。

項目

標準規格

IEEE 802.11 a/b/g/n

アクセス方式

インフラストラクチャーモード

無線LANの設定方法を確認する

お使いの無線LANアクセスポイントが、WPSに対応しているか確認し、設定方法を選択してください。

WPSに対応している場合は「WPSで接続する」、WPSに対応しているかわからない場合は「操作パネルから無線LANアクセスポイントを選択して接続する」を参照してください。

無線LAN(APモード)は無線LANアクセスポイントを使用しないで無線端末(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)を本機に直接接続します。

  • 無線LAN(インフラストラクチャ)と無線LAN(APモード)を同時に有効にすることはできません。

  • 無線LAN(APモード)を有効にしている場合、本機はスリープモードに入りますがディープスリープモードに移行しません。

  • 本機の近くに、微弱な電波を発する電気製品(特に電子レンジやデジタルコードレス電話)を置かないでください。

  • 本機と無線端末(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)の間に、金属、アルミサッシ、鉄筋コンクリート壁があると、接続しにくくなる場合があります。

  • 無線LAN接続は、環境によって有線LAN接続やUSB接続と比べて、通信速度が劣る場合があります。写真などの大きなデータを印刷する場合は、有線LANまたはUSB接続で印刷することをおすすめします。

無線LAN(APモード)を利用するための準備

本機が簡易無線アクセスポイントとなり、無線端末(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)を直接接続できます。

お使いの無線機器が以下の環境に対応しているか確認してお使いください。

項目

標準規格

IEEE 802.11 b/g/n

セキュリティ

WPA2-PSK(AES)

無線LAN(APモード)の設定方法を確認する

お使いの無線端末(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)が、WPS-PBC(プッシュボタン)に対応しているか確認し、設定方法を選択してください。

WPS-PBCに対応している場合は「自動接続(プッシュボタン)する」、WPSに対応しているか分らない場合は「手動接続する」を参照してください。

  • 自動接続(プッシュボタン)する

    無線端末(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)がWPS-PBC(プッシュボタン)をサポートしている場合、WPSボタンを使って無線LAN(APモード)に接続できます。

  • 手動接続する

    無線端末(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)がWPS-PBC(プッシュボタン)をサポートしていない場合、本機の[SSID]と[パスワード]を無線端末(パソコン、タブレット、スマートフォンなど)に入力して無線LAN(APモード)に接続できます。

詳しくは、「無線LAN(APモード)で接続する」をご覧ください。

ネットワーク上にDHCPサーバーがない場合、手動でパソコンや本機にIP アドレスを設定する必要があります。

また、社内ネットワーク管理者や、プロバイダーやルーターメーカーより決められた固有のIPアドレスを設定するように指示された場合も、手動でパソコンや本機にIPアドレスを設定する必要があります。

  • 次の手順を行う前に、パソコンのネットワーク設定を完了させてください。

  • パソコンの管理者権限が必要です。

  • IPアドレスを手動で設定する場合、ネットワーク管理者またはインターネットサービスプロバイダーに、使用するIPアドレスを問い合わせてください。IPアドレスを誤って設定すると、ネットワークが停止したりインターネットアクセスが不能になることがあります。

  • 有線LANを使用してセグメント外の端末と通信する場合は、[有効なデフォルトゲートウェイ]の設定を[有線]にしてください。

メモ

  • たとえば本機と1台のパソコンで小さなネットワークを構成する場合は、以下に示すとおりにIPアドレスを設定します(RFC1918に準拠)。

    • パソコン

      IPアドレス:192.168.0.1~254

      サブネットマスク:255.255.255.0

      デフォルトゲートウェイ:不使用

      DNSサーバー:不使用

    • 本機

      IPアドレス設定:手動

      IPアドレス:192.168.0.1~254(パソコンと異なる値を選択します)

      サブネットマスク:255.255.255.0

      デフォルトゲートウェイ:0.0.0.0

      ネットワークの規模:小規模

  • [ネットワークの規模]を設定するには、[機器設定]>[管理者設定]>[ネットワーク管理]>[ネットワーク設定]>[ネットワーク基本設定]>[ネットワークの規模]>[小規模]を選択します。

  1. LANケーブルとハブを用意します。

    LANケーブル(カテゴリ5以上、ツイストペア、ストレート)とハブを別途用意してください。

  2. 本機とパソコンの電源を切ります。

    電源を切る

  3. LANケーブルにコアを取り付けます。

    LANケーブルのコネクタ部分から2~3 cmの位置に1重の輪を作り、コアを取り付けてください。

  4. LANケーブルの一端を、本機のネットワークインターフェースコネクターに差し込みます。

  5. LANケーブルの他端をハブに差し込みます。

  6. 本機の電源を入れます。