投資家の皆様へ

IR資料室事業報告書
第90期中間報告書:株主のみなさまへ
IR資料室 事業報告書
第90期中間報告書:株主のみなさまへ


代表取締役社長
川崎秀一

株主のみなさまには平素よりOKIグループの経営に対しまして多大なご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。第90期(2013年度)中間報告書をお届けするにあたり、ごあいさつ申し上げます。

当第2四半期累計期間の概況と通期の見通しについて

当第2四半期累計期間のOKIグループの業績は、情報通信システム事業をはじめとする主要各セグメントの業績が堅調に推移し、売上高は前年同期比104億円増収の2,040億円となりました。営業利益は、プリンター事業の構造改革による固定費等の削減や円安の効果が寄与し、同68億円良化の28億円となりました。経常利益は、為替差益の発生等により同131億円良化の70億円となりました。また、四半期純利益は、プリンター事業の構造改革費用を計上したことなどから同85億円良化の18億円となりました。

通期の見通しにつきましては、当第2四半期累計期間の業況を踏まえ、前回公表値を上方修正いたしました。情報通信システム事業は、中国をはじめとする海外向けATMや防災行政無線および消防デジタル無線が堅調なことに加え、新商品投入効果により企業ネットワークが引き続き好調であること、さらに、金融・法人向けソリューションも順調なことから増収増益の見込みです。プリンター事業は、コピア市場向け戦略商品の販売やプロフェッショナル市場向け新商品の投入などにより増収を見込んでいますが、営業利益については事業構造改革による固定費削減効果があるものの、販売戦略を見直したことによる影響もあることから、前回公表並みの見込みです。

これらの結果、通期業績は、売上高が前回公表比200億円増収の4,800億円、営業利益が同20億円増益の240億円、経常利益が同50億円増益の240億円、当期純利益が同35億円増益の150億円となる見込みです。

OKIは、株主のみなさまへの安定的かつ継続的な利益還元を最重要課題として取り組んでまいりました。当中間期末配当につきましては見送らせていただきますが、今期末につきましては足元の業況を踏まえ、1株あたり3円の配当を行う予定です。

今後の取り組みについて

中期経営計画の最終年度にあたりOKIグループは、今期目標の達成に向けて、グループ一丸となって取り組んでおります。当期の業績につきましてはこれまで順調に推移しており、さらなる成長に向けての取り組みも強化しております。また、本年11月12日には、2016年度に向けた3か年計画である「中期経営計画2016」を発表いたしました。この中期経営計画では、OKIの目指す姿を「安全で快適な社会の実現に貢献する高付加価値創造企業グループ」とし、それに向けた経営方針、目標、戦略を策定しています。計画の概要につきましては、4~5ページをご参照ください。

OKIは、現在取り組んでいる中期経営計画をやり遂げ、さらに次期中期経営計画の諸施策を実行することで、将来の継続的な成長に向けてより一層努めてまいる所存です。株主のみなさまには、これまでと変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

2013年12月

業績推移(連結)

  • 売上高:単位(億円)、通期(2011年:4235、2012年:4558)、第2四半期累計(2011年:1863、2012年:1936、2013年:2040)
  • 営業利益:単位(億円)、通期(2011年:120、2012年:135)、第2四半期累計(2011年:-29、2012年:-40、2013年:28)
  • 当期(四半期)純利益:単位(億円)、通期(2011年:16、2012年:136)、第2四半期累計(2011年:-97、2012年:-67、2013年:18)

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