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最近の社会貢献活動から

「OKI山と緑の協力隊」長野県小諸市で第2回森林ボラを実施

<レポート 社会貢献推進室 辻>

小諸市役所・佐久森林組合より開会のご挨拶をいただきました

薄霧の中除伐作業を行いました

 2005年10月9日(日)〜10日(月・祝)、沖電気グループの社員・家族34名は「OKI山と緑の協力隊」を組織し、長野県小諸市内の野馬取地区で、「第2回小諸市森林ボランティア」活動を実施しました。

 沖電気および沖電気グループ社員の募金「OKI愛の100円募金」は、2005年1月19日、関連企業である長野沖電気(株)がある小諸市と「森林(もり)の里親」協定書に調印しました。毎年50万円を5年間小諸市内の森林整備事業に折半で寄付し、2005年2月1日より5年間、小諸市内おおよそ50haの森の里親となりました。これを機会に寄付だけではなく、地域との交流を兼ねた森林ボランティア活動を実施しています。

 第2回目の森林ボランティア活動は、小諸市が主催し沖電気他が後援するイベントと同時開催となりました。このイベントは、9日に行われた小諸市近隣の小学生親子が参加して行う間伐体験(体験イベント「野口健」と間伐体験)と10日に行われたシンポジウム(登山家野口健さんの基調講演とパネルディスカッション「浅間山から日本の里山を変える」)で構成されました。沖電気は、間伐体験では、参加した子どもたちに参加賞をプレゼントし、小諸市芹澤市長や野口健氏他が参加されたパネルディスカッションでは、地球環境部の高橋部長がパネラーとして参加しました。

 森林ボランティア第一日目は、午前11時15分から前回と同じ「チェリーパークライン」途中にある野馬取山林組合の森林(約0.6ha)で行いました。参加者は、佐久森林組合および小諸市役所の方を班長とする5班に分かれ、ヘルメットとノコギリを身に付け作業場へ向いました。この日は、軽い霧の発生がありましたが、雨にはならず幸いでした。作業は、除伐とつる切りで、12時15分から13時までの昼食を挟み、午後3時30分まで行いました。午後2時頃、小諸市のイベントに参加されている野口健さんが作業場を見学に来られました。「森林ボランティア作業は、1回で終わることなく、継続してください」と力強い激励の言葉をいただきました。


  • 野口さんより力強い励ましの言葉をいただきました

  • 太陽光が差し込みこんなに明るくなりました

 午後3時過ぎには、霧が晴れ、太陽光が差し込むと作業場が一気に明るくなりました。同時に、0.6haの森林の除伐は完了しました。残りの時間は、少し太めの木を数本間伐する体験を行いました。作業終了後は、「あぐりの湯」で一汗流し、民宿「池の前山荘」で、沖電気グループ、小諸市役所及び佐久森林組合の参加者の交流会を兼ね、きのこ鍋を囲みました。


  • 2日目は、そば打ち体験に挑戦しました

 2日目は、9時よりマンズワイン工場で場所を借り、「そば打ち体験」を行いました。市役所職員で、市内のそば打ちグループでも活躍されている方に講師になっていただき、そば粉と強力粉が7対3の割合で500gのそば作りを3班に分かれ2度挑戦しました。自分たちの手で作った出来立てのそばは大変美味しかったです。「そば打ち体験」終了後は、マンズワイン工場の見学と試飲を楽しみ解散しました。シンポジウム参加者は、小諸市文化センターへ向かいました。

野口さん(前列中央)と参加者全員で!