OKIの社会貢献活動

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最近の社会貢献活動から

「OKI山と緑の協力隊」長野県小諸市で第一回森林ボラを実施

<レポート 社会貢献推進室 辻>

 2005年5月14日(土)〜15日(日)、沖電気グループの社員・家族37名は「OKI山と緑の協力隊」を組織し、長野県小諸市内の野馬取地区で、「第一回小諸市森林ボランティア」活動を実施しました。


  • アダプトサインの除幕式

  • ヤマブキの植栽

 沖電気および沖電気グループ社員の募金「OKI愛の100円募金」は、2003年度下期より長野県が推進する「森林(もり)の里親促進事業」に賛同し、2005年1月19日、関連企業である長野沖電気(株)がある小諸市と「森林(もり)の里親」協定書に調印しました。毎年50万円を5年間小諸市内の森林整備事業に折半で寄付し、2005年2月1日より5年間、小諸市内おおよそ50haの森の里親となります。これを機会に寄付だけではなく、地域との交流を兼ねた森林ボランティア活動を実施しようとこの日第一回目の活動となりました。

 5月14日、12時30分、沖電気グループの参加者は、長野沖電気に集合し、13時、作業場となる「チェリーパークライン」途中にある野馬取山林組合の森林(約0.6ha)に移動。13時30分、活動開始のセレモニーを兼ね「沖電気グループが育てる森」の看板(アダプトサイン)の除幕式を行いました。除幕式は、今回の森林ボランティア活動に多大なご協力をしていただいた、小諸市役所、長野県佐久地方事務所、そして野馬取山林組合の代表者と沖電気の代表者により行われました。市役所職員皆様の手作りの看板は間伐材を利用して作られたもので、その出来栄えに参加した社員は歓喜の声をあげていました。その後、40本のヤマブキの植栽を行いセレモニーは終了しました。


  • 除伐に挑戦!

  • 除伐後は一箇所に集めます

 いよいよ、除伐の開始です。佐久地方事務所より2名、野馬取山林組合より2名、そして市役所経済部林務課より1名の合計5名の皆様に、班長になっていただき、参加者は5班に分かれました。作業にあたっての注意事項等のお話後、ヘルメットを頭に、ノコギリを腰に縛り準備を行い、各班はそれぞれの担当エリアへ移動し班長の指示のもと午後4時まで除伐作業を行いました。除伐は、大切な木を育てるため、不用な木を切る作業で直径数センチから10数センチ程度の低木を何本も切り、枝を掃い、2メートル間隔の長さにして数個所にまとめるまでの作業を行いました。初めての参加者も経験者も自分の体力に応じて作業を行えるので、除伐は第一回目としては適切でした。

 作業の後は、小諸市内にある市営の温泉「あぐりの湯」で一汗流し、宿泊場である「長野県小諸青年の家」へ移動。参加者と市役所の皆様との懇親会を兼ねた夕食として、バーベキューを行いました。青年の家は、1030mの高さにある施設で、この日は、風も強く寒さも厳しい中でのものでしたが、楽しい交流の場となりました。


  • そば打ち体験で作った出来立てのそば

 5月15日は、6時に起床し部屋等の掃除を行い、7時に朝食。7時30分、見学のため懐古園へ出発。見学後文化センターに移動し、午前9時より、「そば打ち体験」を行いました。市役所職員で、市内のそば打ちグループでも活躍されている方に講師になっていただき、そば粉と強力粉の割合が7対3の500gのそば作りを行うため、5班に分かれ2度挑戦しました。自分たちの手で作った出来立てのそばをその場で食べる体験ができました。中には、今まで食べたそばより美味しかったとの声も。

 「OKI山と緑の協力隊」は、2001年度から活動を開始し、静岡県中伊豆、群馬県上野村・松井田、東京都八王子で活動して来ましたが、2005年度より新たな活動の場として、小諸市が加わりました。

参加者全員で