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<レポート 社会貢献推進室 辻>
2003年7月12日(土)〜13日(日)、OKI「山と緑の協力隊」18名は、昨年に引き続き、NPO法人「地球緑化センター」様および上野村役場様のご協力を得て、群馬県多野郡上野村にて森林ボランティア活動を行いました。
上野村の林道の路肩は、夏場、生え茂った草が急成長します。成長した草は、幅の狭い林道を更に狭くしたり、視界を遮ったりし、交通の妨げになります。そのため、上野村では夏場に2回、下草を刈ります。今回の活動では、そのお手伝いの一環とし、“スーパー林道”の入口から奥へ、登り約5km区間の路肩の下草刈りを行いました。
12日、午後12時30分、宿泊所である民宿「不二野家」に全員が集合。身支度を整え、駐車場へ。村役場の浅川さんと合流。浅川さんより作業内容、手順、安全についての説明を受けた後、4班に分かれ車に分乗し作業現場へ移動。各班は、“スーパー林道”入口を拠点に、約1km強の距離をおいて駐車し、そこから林道を登りながら下草刈りを行いました。当日の天気予報は雨でしたが、一雨も降らない晴天でした。ぎらぎらの太陽の下、午後1時過ぎに作業を開始しました。ヘルメットをかぶり、軍手をつけ、地球緑化センター様が用意した大鎌で下草の生えぎわを引くようにして刈ります。単純な作業ですが、1km以上登りながら刈っていくので結構疲れます。喉が渇きますので、水筒やペットボトルに入った飲み物を抱えながら上へ上へと登って行きます。午後3時まで作業を行いましたが、予定した区間での作業は完了しませんでした。翌日は、当初、別の区間で作業をする予定でいましたが、急遽変更し、この日出来なかった部分を完了させることにしました。
午後3時30分、道具を整理し、森林組合の木工所を見学し、宿へ戻りました。休憩、入浴し、午後7時に食事。食事の時間には、「不二野家」のご主人に、上野村のお話し(狩猟や御巣鷹山)をしていただきました。ご主人は、生まれた時から上野村で暮らされ、今では民宿のほか、様々な村の活動をされています。畑づくり、鹿や熊などの狩猟のほか、上野村と都市住民を農業を通じて結びつける活動もされています。
13日午前8時過ぎ、4班に分かれ、昨日の作業で残った部分の下草刈りを行いました。早く完了した班は、まだ完了できない班に合流する形で午前10時、予定の区間の下草刈りをすべて完了しました。民宿へ戻り、入浴・身支度を整え、午前11時解散。午後12時からは、希望者13名が「まほーばの森」でバーベキュー。村役場にお願いしておいた新鮮野菜と名物「猪豚」を美味しくいただきました。「まほーばの森」では、昨年の活動に参加していただいた「緑のふるさと協力隊」(地球緑化センターが募集し、1年間山村で様々な活動を行う)の隊員の方1名が、バーベキューの仕事に就かれていて、再会することができました。
全員で!お疲れさまでした!