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最近の社会貢献活動から
OKI「山と緑の協力隊」が上野村で森林ボラ
〜レポート 社会貢献推進室 辻〜


 
 「みなさんの活動は、今後大きな影響をもたらすでしょう」・・・地元の林業家、仲沢さんの言葉に勇気づけられました。
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3班に分かれ、
枝打ちの注意事項を確認
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枝打ち作業の開始です

 2002年11月16日(土)〜17日(日)、「OKI山と緑の協力隊」18名は、「地球緑化センター」の職員1名、「緑のふるさと協力隊」(地球緑化センターが募集し、1年間山村で様々な活動を行う)隊員3名と合同で、今回が初めての活動となる「上野村プログラム」を実施しました。沖電気には、北関東に多くの工場がありますが、そこで働く社員に社会貢献活動の一環として森林ボランティアをしてもらおうと、社会貢献推進室が「地球緑化センター」に協力いただき実現したのが「上野村プログラム」です。
 
 群馬県多野郡上野村は、四方を山に囲まれ、今から30年ほど前までは林業が盛んな村でした。しかし、外国産の木材の輸入が増えるにつれ、日本の木材の経済的価値がなくなり、林業は衰退の一途をたどっています。今では、過疎化とともに若者も少なく、森林に携わる人が減少し、森林は、道路の回りは手入れされているものの、奥にはいればかなり荒れているそうです。森林教室でお招きした地元林業家の仲沢さんには、「若者さえ来なくなったこの上野村で、みなさんに来ていただき、しかも森林ボランティアをしていただけることは、今後、大きな影響をもたらすでしょう」と話していただきました。
 
 「上野村プログラム」では、枝打ちを行いました。枝打ちは、もちろん、経済的に良い木材を作るということもありますが、木がすくすくと育つことと日光を森に入れることを目的に、木の下部に生えている枝を切り落とす作業です。
 
 16日、午後12時30分、集合場所の民宿に全員が集まりました。休憩のあと、全員が車に分乗し30分離れた作業場に向かいました。作業場入り口の道路脇の駐車場所で、隊長の森林組合の宮沢さんと副隊長の村役場の浅川さん、「緑のふるさと協力隊」隊員3名と合流。全員が3班に分かれ、宮沢さんより枝打ちの注意事項を聞いた後、ヘルメット、軍手、ノコギリを身に着け作業場へ。作業場は、林道の山側(もう一方はがけ)にある20〜30mほどの斜面に生えている檜林です。枝打ち作業は、午後1時30分から4時まで。手が届く限りの高さまでノコギリで枝を切り落とします。この2時間30分の間に、一人あたり40から50本ほどの檜の枝打ちが出来ました。
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枝打ち前の檜林
光が差し込む余地がありません
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枝打ち後の檜林
下から光が差し込みます
 4時30分、入浴。6時、夕食。7時から森林教室を行いました。沖電気地球環境部からボランティア参加している社員にOKIグループの環境活動の説明を受けたあと、地元林業家の仲沢さんに上野村の森林に関わる歴史や林業などのお話をしていただきました。その後は、恒例の懇親会。仲沢さんや同席いただいた、浅川さん、地球緑化センターの五十嵐さん、そして「緑のふるさと協力隊」のみなさんに社員の質問に答えてもらったり、みんなで話あったりし、楽しい時間をすごしました。
 
 2日目は、午前8時30分から11時30分まで、昨日と同じ作業場で作業を行いました。昨日完了した場所よりさらに奥に向かっての作業でした。この日は、作業時間も30分長かったせいもあり、一人、50から60本の檜の枝打ちができました。作業が終了してみると、枝打ちした斜面は林道沿いの距離にして600mを超えており、駐車場までの帰り道の登り坂がつらく感じられたほどでした。

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全員で

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