ボランティアに迎えられて島民の皆さんが入場 |
「竹とんぼ手作り体験」コーナーにて |
2003年5月18日（日）、午前10時30分〜午後3時30分、港区立芝浦小学校・芝浦幼稚園にて、「第6回三宅島島民ふれあい集会実行委員会」（三宅島島民連絡会、三宅島社会福祉協議会、東京ボランティア・市民活動センター、三宅島災害・東京ボランティア支援センター）が主催する、第6回「三宅島島民ふれあい集会」が行われました。OKIグループも、「三宅島島民の皆さんへの元気付け・勇気付けプログラム」の一環として、国際竹とんぼ協会様および（財）エンゼル財団様と共催で、「竹とんぼ手作り体験」コーナーを設置し、参加させていただきました。
「三宅島島民ふれあい集会」は、多くの島民の方々からのご要望により、島民の方々同士が励ましあい、絆をつなぐ場として不定期的に実施されておりますが、「竹とんぼ手作り体験」コーナーは、2002年4月に開催された「第4回三宅島島民ふれあい集会」から設置させていただいております。
午前10時頃より、東京都内に避難されている、島民の皆さんが来場されました。10時30分、関係者のご挨拶および応援メッセージで集会の幕が開けられました。会場では、社会保険・健康・法律・税務・警察・総合相談コーナーが設けられたほか、様々な団体による飲食や、遊びなどのコーナーが設けられました。
「竹とんぼ手作り体験」コーナーでは、国際竹とんぼ協会様より2名、OKIグループより社員5名が参加し、竹とんぼ作りのお手伝いをしました。また、「竹とんぼ作り」に挑戦された方たちには、もれなく、（財）エンゼル財団様より提供いただいた「チョコボール」がプレゼントされました。我々のコーナーの回りは、子どもたち向けの様々な体験コーナーが設置されていました。NPO「さおりひろば」による「さおり織り体験」、三宅村立小学校の職員の皆さんによる「みんなであそぼう」、三宅村立保育園保母さんによる「みんなで遊ぼう子育て広場」などで、大勢の子どもたちが来てくれました。
午前10時よりオープンした「竹とんぼ手作り体験」コーナーには、集会終了までに、延べ150人が来られました。過去の経験より「竹とんぼキット」を50人分ほど増やして用意したため、最後まで続けることができました。今回は、長時間続けることができたため、三宅島島民の皆様以外にも、終了したコーナーから来られた、様々なボランティアの方たちにも「竹とんぼ作り」を体験していただくことができました。
自分で作った竹とんぼを飛ばしました |
「フラワーボランティア」コーナーに参加した神奈川県立中央農業高等学校のボランティアの皆さんも来てくれました |
三宅島雄山の火山活動は、多少その規模が縮小傾向にあるとはいえ、人々の健康に影響のある火山性ガスの噴出はいまだ一定量を保ち、4月から一般島民のみなさんの滞在型帰島事業が始まることが決まったものの、本格的な帰島復興には、多くの課題が山積し、まだしばらく時間がかかるものと予想されています。一日も早く帰島が実現することをお祈りいたします。
国際竹とんぼ協会様とOKIグループよりの参加者です |
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