OKIの社会貢献活動

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最近の社会貢献活動から

第4回「三宅島島民ふれあい集会」に参加しました

<レポート 社会貢献推進室 辻>

島民のみなさまが来場されました

「竹とんぼ手作り体験」コーナーです

 2002年4月21日(日)、10時〜15時、三宅島災害・東京ボランティア支援センターは、芝浦小学校(JR田町駅下車、徒歩3分)にて、今回で4回目となる「三宅島島民ふれあい集会」を行いました。芝浦地区に本拠を置くOKIも、森永製菓(株)様および国際竹とんぼ協会様との共催で、今回より、お年よりや子どもたちの勇気付けプログラムの一環として「竹とんぼ手作り体験」コーナーを設置し、協力させていただきました。

 一昨年6月に始まった三宅島雄山の火山活動は、多少その規模が縮小傾向にあるとはいえ、人々の健康に影響のある火山性ガスの噴出はいまだ一定量を保ち、島民の方たちの帰島を阻んでおります。三宅島災害・東京ボランティア支援センターでは、多くの島民の方々からのご要望により、島民同士が励ましあい、絆をつなぐ場として「三宅島島民ふれあい集会」を不定期的に実施しています。今回は、特に、三宅島島民の方々ご自身が、これまで、各避難先で行ってきた自主的な島民会活動を、先の見えない避難生活を、互いに支えあうためにその体制を確立する動きの中、催されることになりました。

 「竹とんぼ手作り体験」コーナーでは、国際竹とんぼ協会のメンバー2名とOKIの社員6名が、子どもたちを中心とする希望者に、竹とんぼ作り体験のお手伝いをさせていただきました。最初に、竹とんぼキットの羽の四隅を、サンドペーパーで丸く削り安全にします。次に、羽の中心部にアルミ箔をあてがい、チャッカマンで火をつけ、羽をよじり、角度をつけます。そして、中心部に軸を接着して完成です。参加者は、自分で作った竹とんぼにマジックインキで好きな色をつけます。何回もコーナーに来て竹とんぼを作ってくれた子どもたち、小さな妹の分まで作ってあげた子どもたち、雨の中自分で作った竹とんぼを飛ばす子どもたち、羽に孫の名前を書いていかれたお年より、参加していただいた皆様に充分楽しんでいただけたのかなと思います。参加者には、森永製菓(株)様より提供いただいた、キャラメルをプレゼントしました。

 最初は、どのくらいの方たちが我々のテントに来てもらえるのかなと心配もありましたが、この日に備え、国際竹とんぼ協会の方に、手作りで作っていただいた、キット120セットは、閉会を待つことなく、午後1時過ぎに、品切れとなってしまいました。この次は、もっとたくさんのキットを用意して、もっとたくさんの島民の方々に楽しんでいただこうと思います。


  • OKIのボランティアと
    国際竹とんぼ協会のメンバーが、
    竹とんぼ作りをお手伝いします

  • 雨の中元気に竹とんぼを飛ばす子どもたち