 「竹とんぼ体験」コーナーも準備完了 |
2002年11月4日(月・祝)、港区芝浦小学校にて、第5回「三宅島島民ふれあい集会」が行われ、OKIグループは、「竹とんぼ手作り体験」コーナーを設け、昔なつかしい竹とんぼ作りを子どもたちに体験していただきました。このコーナーは、(財)森永エンゼル財団様、国際竹とんぼ協会様との共催で、第4回の集会から実施させていただいております。今回は、国際竹とんぼ協会様より2名、OKIグループより、子どもを含む6名がボランティアが参加し、竹とんぼ作りのお手伝いをさせていただきました。
三宅島全島民の方々の島を後にしての避難生活も丸2年を経過し、早3年目を迎えております。三宅島雄山の火山活動は、多少その規模が縮小傾向にあるとはいえ、人々の健康に影響のある火山性ガスの噴出はいまだ一定量を保ち、行政判断としての全島民帰島の目途は立たない状況が続いております。
 三宅島島民の方々が 会場へ到着されはじめました |
 社員ボランティアは、 子どもたちの竹とんぼ作りの お手伝いをします |
三宅島災害・東京ボランティア支援センターでは、多くの島民の方々からのご要望により、島民の方々同士が励ましあい、絆をつなぐ場として「三宅島島民ふれあい集会」を不定期的に実施しています。
この集会は、島民の皆様が主体となって開催するもので、今回は特に、2002年4月に開催された「第4回三宅島島民ふれあい集会」で正式に組織として再出発した三宅島島民連絡会が中心になり実施されました。
午前9時、受付を済ませ、「竹とんぼ手作り体験」のコーナーへ集合し、10時の開催に向け準備を開始。我々のテントの左右には、三宅村立小学校の関係者の皆さんが作る「手作りおもちゃで遊ぼう」コーナーと、NPO法人「さおりひろば東京ネットワークセンター」が作る「さおり織り体験・展示」コーナーがあり、主として子どもたちに色んな体験をしてもらう一角となっていました。見渡すと、小学校の校庭のあちこちで、ボランティア参加した様々な団体・グループが、様々な食べ物や飲料の準備を開始していました。
午前10時、島民の方々が会場へ到着され始めました。11時40分頃までは、校庭に設けられたステージで、開会挨拶・応援メッセージのほか、島節音頭、伊ケ谷獅子舞、神着木遣太鼓が披露されました。この間、子どもたちは、我々のコーナーへ集まり始めました。最初はまばらだった子どもたちも、11時頃になると、用意した、9つの席がすべてふさがってしまう程の人気でした。こうして、用意した「竹とんぼキット」110セットは、午後3時の閉会を待たずに、なくなってしまいました。
今回の集会では、OKIグループ芝浦地区の社員食堂((株)ジー・オー・フードサービスが運営)は、ボランティアグループ「仲間わ」の皆さんが提供された、韓国のり巻きのお米の炊き出しに協力させていただきました。
 自分で作った竹とんぼを飛ばす子どもたち |
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