サステナビリティ経営
OKIグループは、企業理念に掲げた「進取の精神」のもと、モノづくり・コトづくりを通して社会課題の解決に貢献するとともに、ステークホルダーのみなさまの信頼に応える誠実な企業活動を実践していきます。
OKIグループは、企業理念に掲げた「進取の精神」のもと、「社会の大丈夫をつくっていく。」企業としてモノづくり・コトづくりを通じて社会課題の解決に貢献するとともに、ステークホルダーのみなさまの信頼に応える誠実な企業活動を実践していきます。
OKIグループは気候関連リスクをはじめとするサステナビリティ関連リスクを管理し、特定したマテリアリティに基づく取り組みを推進するため、2023年4月には、サステナビリティ推進ワーキンググループをサステナビリティ推進部として専任組織化し、新たに担当役員を設置しました。
サステナビリティに関する重要事項については、経営会議において決定しています。上述の専任組織をはじめとする関係部門から、マテリアリティを具体化した環境・社会・ガバナンスの取り組み状況や課題について、経営会議への報告を行っています。取締役会に対しては、事業に大きな影響を及ぼす事項が報告されます。2023年度は、「OKIグループ環境ビジョン2030/2050」の2050年度目標の改定について審議が行われました。
社会やステークホルダーの期待・要請を踏まえてOKIをとりまく社会課題を再整理を行った上で、中期経営計画2025の計画策定に合わせてマテリアリティをアップデートし、日々の事業活動の中で推進しています。
2031年度のOKIのありたい姿に向けた「成長への舵切り」の重要なテーマとしてマテリアリティをアップデートし、中間目標として2025年度の目標を設定しました。
2023年度における進捗状況は下表のとおりです。
マテリアリティ | 私たちの想い | 主な価値創造の貢献分野 | 2025年度目標 | 進捗状況(主な2023年度実績) |
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社会課題を解決するモノ、コトの実現 | 企業理念に掲げた「進取の精神」のもと「社会の大丈夫をつくっていく。」、すなわち、止まることが許されないミッションクリティカルな商品・サービスの提供を通じて社会課題を解決していくことは、OKIグループとして不変のあるべき姿であり、不断の努力で取り組んでいきます。 |
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マテリアリティ | 主な取り組みテーマ | 主な価値創造の貢献分野 | 2025年度目標 | 進捗状況(主な2023年度実績) |
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事業活動を通じた環境負荷低減 | より良い地球環境を次世代に継承するため、グループ全体の環境方針や環境ビジョンに基づき、事業活動を通じた環境負荷低減に取り組みます。 |
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価値を創出し続ける企業文化への変革 | 新たな価値の創造には、多様な社会要求の変化に対する柔軟な思考と挑戦が必要です。それを生み出す土台が人的資本の充実やダイバーシティ&インクルージョン、ウェルビーイングであり、その上にイノベーション活動があって、変革に結び付くものと考え、各種の取り組みを進めています。 |
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持続的成長を支える経営基盤強化 | リスク管理とコンプライアンス遵守、人権配慮、サプライチェーンのCSRなどを実践していくことは、社会の一員としての責任を果たすだけでなく、企業価値の向上ひいては社会の持続的成長の実現につながるものと考え、取り組んでいます。 |
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OKIは2010年5月に「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」に署名しました。OKIグループはUNGCの人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、腐敗の防止に関わる10原則を支持し、持続可能な社会づくりに貢献すべく取り組んでいきます。
OKIは2023年11月、中長期の環境目標「OKIグループ環境ビジョン」で設定した2030年度の温室効果ガス排出削減目標について、国際的なイニシアティブであるSBTiより、パリ協定が目指す「1.5℃目標」の達成に科学的に根拠ある水準であるとして認定(SBT認定)を取得しました。
OKIは2019年5月、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」提言への賛同を表明しました。TCFD提言に沿った情報開示・発信を行うとともに、環境と経済の好循環がもたらす持続可能な社会の実現に貢献すべく、取り組みを強化していきます。
OKIは2020年4月、脱炭素社会実現を目指すネットワーク「気候変動イニシアティブ(JCI)」に参加しました。脱炭素化を目指す幅広いパートナーとの共創を活かして気候変動対策を強化し、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
OKIは2023年8月、責任ある鉱物調達を推進する「Responsible Minerals Initiative(RMI)」に加盟しました。RMIのメンバーとして最新の国際動向などを把握しながら、責任ある鉱物調達の取り組みを進めます。