「アクセシビリティ(Accessibility)」とは、「障害者や高齢者などが、容易に、特別の負担なく利用(アクセス)できる」という意味です。情報通信分野においては、情報やITツールに誰もが容易にアクセスできることを意味します。アクセシビリティが向上すれば、障害者や高齢者だけでなく、普通の人にとってもよりアクセシブルに(利用しやすく)なり、結果的に使いやすさ(ユーザビリティ)も向上することになります。
ホームページにおけるアクセシビリティを実現する「Webアクセシビリティ」への対応は、2004年6月「JIS X 8341-3 高齢者・障害者等配慮設計指針-情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス-第3部:ウェブコンテンツ」が制定されたこともあり、いまや企業サイトに欠かせない要素となっています。
OKIでは、2002年に制定した「OKIホームページ制作ガイドライン」にWebアクセシビリティ対応項目を設け、取り組みを開始し、2004年10月、JIS基準に対応した、より厳格なガイドライン「アクセシビリティ編」をまとめました。その後、W3C/WAIにおいて策定中の"WCAG (Web Content Accessibility Guidelines) 2.0"の最新草案(2007年5月時点の内容)における達成基準L1(レベル1)相当を目安として、2008年3月、OKIグループ独自の基準を設定した新ガイドラインへ改定しました。
今後とも、すべてのお客様に安心してお使いいただけるアクセシビリティ対応の実現に取り組んでまいります。
優先度1(必須)
優先度2(推奨)
| No. | 指針 | WCAG2.0 | 分類 |
|---|---|---|---|
| 1. [優先度1] |
Webコンテンツは、コーディングガイドラインに準拠し作成してください。 | 4.1.1 (L1) | 規格および仕様 |
| 2. [優先度1] |
見出し・段落・リストなどの要素を正確に用いてください。 | 1.3.1 (L1) 1.3.3 (L1) 4.1.2 (L1) |
構造および表示スタイル |
| 3. [優先度1] |
利用者がページの内容を識別できるタイトルを付けてください。 | 2.4.3 (L2) | 構造および表示スタイル |
| 4. [優先度1] |
表(テーブル)は、わかりやすい表題をつけ、できる限り単純な構成と適切なマーク付けによってその構造を明示してください。 | 1.3.1 (L1) | 構造および表示スタイル |
| 5. [優先度1] |
表組みの要素は、原則としてレイアウトのためには使用しないでください。やむを得ず使用する場合も、情報が意味のある並び順になるよう配慮してください。 | 1.3.3 (L1) | 構造および表示スタイル |
| 6. [優先度1] |
フレームのための要素は使用しないでください。 | - | 構造および表示スタイル |
| 7. [優先度2] |
現在表示されているページがサイト構造のどこに位置しているか、把握できるようにしてください。 | - | 構造および表示スタイル |
| 8. [優先度1] |
キーボードのみで、Webコンテンツ上の全ての操作ができるようにしてください。 | 2.1.1 (L1) | 操作および入力 |
| 9. [優先度1] |
レイアウト、ナビゲーション、表記などは、サイト内で一貫性のあるルールで作成してください。 | 3.2.3 (L2) | 操作および入力 |
| 10. [優先度1] |
リンクがあることが見ただけで分かるようにしてください。また、リンク先の内容がわかるような記述をしてください。 | 2.4.4 (L2) | 操作および入力 |
| 11. [優先度1] |
リンクの文字や画像は、操作がしやすいように、十分な間隔と大きさに配慮してください。 | - | 操作および入力 |
| 12. [優先度1] |
ページ共通のナビゲーションバーやメニューなどはスキップできるようにしてください。 | 2.4.1 (L1) | 操作および入力 |
| 13. [優先度1] |
(利用者の意図に反して、)リンクの際に新たなウインドウを開かず、同じウインドウに表示するようにしてください。 | 3.2.5 (L3) | 操作および入力 |
| 14. [優先度1] |
表示中のページを自動的に更新したり、自動的に他のページの表示(他のページへ移動)をしないでください。 | 2.2.5 (L3) | 操作および入力 |
| 15. [優先度1] |
フォームに入力する項目は必要最低限としてください。 | 4.1.2 (L1) | 操作および入力 |
| 16. [優先度1] |
フォームに入力する内容や条件は、わかりやすい表現で入力エリアの前に配置してください。 | - | 操作および入力 |
| 17. [優先度1] |
ラベルと入力コントロールの関係を明確にしてください。 | - | 操作および入力 |
| 18. [優先度1] |
フォームは送信前に利用者が確認・修正できるよう、確認画面つきのものを用いてください。 | 2.5.2 (L2) | 操作および入力 |
| 19. [優先度1] |
入力時間は、必要不可欠な場合を除き制限しないでください。セキュリティ上の理由などでやむをえず制限する場合は、具体的な時間をわかりやすく明示してください。 | 2.1.1 (L1) 2.2.4 (L1) |
操作および入力 |
| 20. [優先度1] |
特定の技術やプラグイン(JavaScript、Javaアプレット、Flash、PDFなど)はアクセシブルなものを用い、それらの技術やプラグインが提供するアクセシビリティ支援機能を適切に活用してください。 | 1.1.1 (L1) 4.1.2 (L1) 4.2.2 (L1) |
非テキスト情報 |
| 21. [優先度1] |
画像・動画・アニメーションには、alt属性によりその内容を的確に示す代替テキストをつけてください。 | 1.1.1 (L1) | 非テキスト情報 |
| 22. [優先度1] |
イメージマップは原則としてサーバサイドではなくクライアントサイドとしてください。 | 1.1.1 (L1) | 非テキスト情報 |
| 23. [優先度1] |
Webコンテンツの内容を理解・操作するのに必要な情報は、色だけに依存しないよう配慮し、テキストなどを併用してください。 | 1.3.2 (L1) | 色および形 |
| 24. [優先度1] |
Webコンテンツの内容を理解・操作するのに必要な情報は、ボタンの形や位置だけに依存して提供しないでください。 | 1.3.5 (L2) | 色および形 |
| 25. [優先度2] |
画像化した文字などは背景色と前景色に十分なコントラストをとり、識別しやすいようにしてください。 | 1.4.1 (L2) | 色および形 |
| 26. [優先度2] |
文字色と背景色の組み合わせに注意し、コントラストを十分にとってください。 | 1.4.1 (L2) | 色および形 |
| 27. [優先度1] |
フォントサイズ、色、表示位置などは、スタイルシート(Cascading Style Sheet: CSS)を用いて記述してください。 | 1.3 | 文字 |
| 28. [優先度1] |
自動的に動画情報や音声情報を再生しないようにしてください。 | 1.4.2 (L2) | 音 |
| 29. [優先度2] |
動画情報や音声情報は、再生/停止/音量などを利用者が制御できるようにしてください。 | 1.4.2 (L2) | 音 |
| 30. [優先度1] |
画面全体が点滅するような表現は禁じます。 点滅やスクロールなど変化する画像・テキストの使用は必要最低限とし、やむを得ず使用する場合は色のコントラストや変化のスピードに注意してください。 |
2.3.1 (L1) 4.2.2 (L1) |
速度 |
| 31. [優先度1] |
ページ内で記述する言語を指定してください。 | 3.1.1 (L1) | 言語 |
| 32. [優先度1] |
記号を使用する場合、記号の意味するところが分かるようにしてください。 | 4.1.1 (L1) 3.1.3 (L3) |
言語 |
| 33. [優先度1] |
単語の途中に、表現(見栄え)のためのスペースや改行を入れないでください。 | 1.3.3 (L1) | 言語 |
| 34. [優先度2] |
文章だけでなく、図・動画・音声などを組み合わせて(利用者に)わかりやすく表現するよう配慮してください。 | 3.1.5 (L3) | 言語 |
| 35. [優先度2] |
外国語や専門用語・略語は多用せず、使用する場合はサイト内の初出箇所に説明を加えてください。 | 3.1.3 (L3) 3.1.6 (L3) |
言語 |
| 36. [優先度1] |
ダウンロードするデータは、ファイル形式とサイズを明記してください。 | - | その他 |
