平成11年10月29日

平成12年3月期 中間決算短信

2.経営成績
  1. 当中間期の概況

    わが国経済は、景気回復に向かう兆しがみえて来たといわれるものの、まだまだ先行きに危うさを抱えた状況にあります。
    当社の事業環境につきましては、金融機関ならびに通信業界の企業再編およびNTTの分社などにより市場構造が大きく変化するとともに、各企業における投資抑制の継続により需要が伸び悩んだことから、当中間期においても引き続き厳しい状況にありました。
    このような状況の中で、当社は昨年策定した「フェニックス21計画」に基づき、事業の選択と集中を徹底的に行なうとともに、激変する事業環境に即応できる経営体制を実現させるための布石を着々と打ってまいりました。

    当中間期の業績は、こうした努力の結果、前年同期に対して、売上高は減少したものの、損益面におきましては大幅な改善を果たすことができました。
    売上高につきましては、前年同期に対して、電子通信装置部門におきましては引き続き厳しい市場環境ではありましたが、NCC向けの伸長により減少に歯止めがかかり横ばいとなりました。また、情報処理装置部門におきましては金融機関の投資抑制の影響が大きく減少となりました。電子デバイス部門におきましてはロジックへのシフトおよびメモリ事業を非パソコン向け4M、16Mメモリに特化したことが功を奏し、売上高を増加させることができました。
    以上の部門別の売上高増減により、全体では前年同期比2.8%減の2,082億円を計上いたしました。
    次に損益につきましては、前年同期に対して、経常損失は190億円改善し57億円に、中間損失は200億円改善し21億円となり、今年度黒字化を達成するべく策定した当初計画値を上回るものとなりました。

    しかしながら、中間配当につきましては、未だ実施できる状況にはなく、当中間期につきましても見送ることとさせていただきます。
    株主のみなさまには、はなはだ申し訳なく深くお詫び申しあげます。

  2. 通期の見通し

    当中間期の活動および業績により、「フェニックス21計画」が必ず達成できるものとの確かな手応えを感じております。
    今年度における黒字化は当社が「ネットワークソリューションの沖電気」として蘇るための第一関門となります。急速な景気好転が望めない中、当社の業績回復も決して容易なものではなく、行なうべき施策も多く残っておりますが、これまで以上に努力を傾けることにより今年度黒字化を実現し、株主のみなさまの期待に応えてまいる所存であります。

    通期の業績につきましては、下記の通り5月に発表いたしました数値を達成すべく全力を傾けてまいります。

    (通期単独見通し)
    売上高経常利益当期純利益
    5,100億円50億円30億円




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