平成11年10月29日

平成12年3月期 中間決算短信

1.経営方針
  1. 会社の経営の基本方針

    当社は、グローバルな大競争の中で継続的な発展を図るため、沖の強みを活かせる事業領域に企業の力を結集し、スピードある行動をとることを経営の基本方針としております。

    昨年9月以来、収益力向上を目指し、21世紀への飛躍を期した「フェニックス21計画」を策定し鋭意推進中でありますが、この計画は上記経営の基本方針に基づき、収益基盤をより一層強固にするために事業構造の転換および世界に通用するマネージメントの確立を行い、企業ビジョン「ネットワークソリューションの沖電気」の地位を確固たるものにすることを基本施策としております。
    今後、より一層強力に計画を推進することで、グループをあげてグローバルなネットワーク社会の発展に貢献すると同時に、収益とスピードを重視した経営を行い企業価値を高めることで、株主のみなさまに貢献してまいる所存であります。

  2. 会社の利益配分に関する基本方針

    当社は、今後の事業展開を勘案して研究開発投資、最新鋭製造設備の導入など企業体質の一層の充実、強化を図りつつ、株主のみなさまには収益に対応した安定的な配当を行うことを利益配分に関する基本方針としております。
    しかしながら、当中間期につきましては、未だ収益の回復が充分ではなく、見送ることとさせていただきます。

  3. 中長期的な会社の経営戦略

    「フェニックス21計画」で、当社は2001年度の経営目標を以下の様に定めております。

    売上高 (連結)8,500億円 (単独)6,000億円
    経常利益(連結)  400億円 (単独)  300億円
    この経営目標を実現するために、当社は、受注開発型から企画提案型へと新しいビジネスモデルに転換してスピードある事業運営を行い、「ネットワークソリューションの沖電気」の地位を確固たるものとしてまいります。
    そのため、「事業構造の転換」と「新しい経営マネージメントの確立」を現在、強力に推進中であります。

    各施策の実行は、いずれも当初計画を上回るスピード、規模で進捗しております。これまで実施した施策としましては、

    「事業構造の転換」
    ・統合ネットワークサービス事業強化のための新会社の設立
    ・シスコ社やインテル社を始めとした各社とのアライアンス
    ・半導体事業のロジック・システムLSI転換
    ・当社の強みであるATM事業を拡大強化するための(株)東芝からの営業譲受
    ・当社のコアとなりえない事業の売却(ハンドラー事業など)
    ・総固定費の圧縮
    など

    「経営マネージメント」
    ・2000年度よりのカンパニー制移行に向けた組織改革
    ・執行役員制導入に向けた準備
    ・グループ経営力強化のための関連企業の統合
    など
    がございます。

  4. 会社の経営管理組織の整備などに関する施策

    経営管理組織の整備に関しましては、当初計画を一年前倒しして2000年4月よりカンパニー制を導入すべく、その準備として1999年4月に組織改革を行いました。2000年度からのカンパニーと想定される事業体を括って3つのビジネスグループ体制とし、併せて事業部の再編、本社組織の簡素化を行ったものです。
    さらに10月には研究開発本部の再編を行い、コーポレート研究部門とカンパニー研究部門の分離を行いました。
    また、カンパニー制導入に合わせ、2000年度から執行役員制を導入して経営・業務執行のスピードアップと取締役会のさらなる活性化を図ってまいります。

  5. 目標とする経営指標

    「フェニックス21計画」における当社の経営目標は前述の通りでありますが、新しい経営マネージメントの確立を行う中で当社は、グローバルスタンダード経営体制を構築しようとしております。
    今後は単に売上高目標や利益目標だけではなく、グローバルスタンダード経営にふさわしい経営指標を設定し、企業価値を高めてまいります。




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