イメージドラムを交換する
イメージドラムの交換時期と交換方法について説明します。
交換する前に
「[カラー]イメージドラムの交換時期が近づいています。」のメッセージが表示されたら、交換用のイメージドラムを用意してください。そのまま印刷を続けると、「[カラー]イメージドラムが寿命です。新しいイメージドラムに交換してください。」が表示されて印刷が止まります。
「イメージドラムを交換してください」と表示され、印刷が停止したら、イメージドラムを交換してください。
イメージドラム交換の目安は、A4サイズの用紙(横送りで片面印刷時)で約30,000枚です。ただし、これは一般的な使用状況(一度に3枚ずつ)で印刷した場合の枚数です。1枚ずつ印刷する場合には、約半分でドラム寿命になります。
実際の印刷枚数は、印刷条件によっては上記の目安よりさらに半分以下になる場合があります。
注
-
イメージドラムの実際の印刷可能枚数は、使用方法により異なります。印刷条件によっては上記の目安よりさらに半分以下になります。
-
イメージドラムは開封後1年以上経過すると印刷品質が低下します。新しいイメージドラムと交換してください。
-
フロントカバーを開けたり閉めたりすることで、イメージドラムの交換時期を延ばすことができますが、「新しいイメージドラムに交換してください。」が表示されたらすぐに交換されることをおすすめします。
-
[機器設定]>[管理者設定]>[機器管理]>[システム設定]>[ニアライフ時のステータス]が[無効]に設定されていると、「[カラー]イメージドラムの交換時期が近づいています。」のメッセージは表示されません。
イメージドラムのみを交換する
イメージドラムのみを交換し、使用中のトナーカートリッジを引き続き使用する場合について説明します。
注
-
今まで使用していたトナーカートリッジを新しいイメージドラムに取り付けて使用すると、それぞれのトナーカートリッジの残量表示は正しく表示されなくなります。また、交換後まもなく「[カラー]トナーの交換時期が近づいています。」または「[カラー]トナーがなくなりました。新しいトナーカートリッジに交換してください。」になる場合があります。
-
イメージドラム(緑の筒の部分)は、非常に傷つきやすいため、取り扱いには十分注意してください。
-
イメージドラムは、直射日光や強い光(約1500ルクス以上)に当てないでください。室内の照明の下でも5分以上は放置しないでください。
-
商品本来の性能を発揮させるために、OKI純正の消耗品をご使用ください。
-
純正品以外の消耗品をご使用になって生じた不具合の対応は、保証やメンテナンス契約にかかわらず有償となります。(純正品以外の消耗品の使用がすべて不具合を起こすわけではありませんが、ご使用にあたっては十分にご留意ください。)
メモ
「[カラー]イメージドラムの交換時期が近づいています。」のメッセージを表示するタイミングを変更することができます。操作パネルの[機器設定]>[管理者設定]>[運用初期設定]>[ドラムニアライフタイミング]で設定します。設定可能な範囲は、500~5,000(500カウント単位)です。
-
新しいイメージドラムを準備します。
-
取っ手部(A)を持ちスキャナーユニットを開きます。
-
本機右側面のくぼみ(B)に指を入れ、フロントカバーオープンレバー(1)を引いて、フロントカバー(2)を手前に開きます。
-
ボタン(C)を押して、本体排紙トレイ(3)を開きます。
-
寿命になったイメージドラムをラベルの色で確認します。
-
イメージドラム(4)を本機から取り出し、新聞紙等を敷いた平らな場所に置きます。
-
トナーカートリッジを押さえながら、青色のレバー(6)の先端が、手前側の
に合うまで回します。
-
トナーカートリッジの(5)を右側を持ち上げ、イメージドラムから外します。
-
新しいイメージドラムを開封し、新聞紙等を敷いた平らな場所に置きます。
-
乾燥剤と保護シートを外します。
-
トナーカバーを外します。
-
手順8で取り外したトナーカートリッジ(5)の左端のくぼみ(7)を、イメージドラムの突起(8)に合わせて差し込み、トナーカートリッジとイメージドラムのカラーラベルをそろえます。次に右側を静かにおろします。
-
トナーカートリッジを押さえながら、青色のレバー(6)の先端が、奥側の
に合うまで回します。
-
新しいイメージドラムの色を確認し、本機に装着します。
-
本体排紙トレイ(3)の両側をしっかり押して、本体排紙トレイ(3)を閉じます。
-
フロントカバー(2)を閉じます。
注
本体排紙トレイがしっかり閉じていないと、フロントカバーは閉まりません。
-
取っ手部(A)を持ちスキャナーユニットを閉じます。
-
使用済みのイメージドラムの回収にご協力ください。詳しくは、別冊「COREFIDO 3ガイド」を参照してください。
メモ
やむを得ず処分される場合は、ポリ袋などに入れて、必ず地域の条例や自治体の指示に従って廃棄してください。