OKIの品質をより高みへと押し上げる技術以外の付加価値を生み出していく
大学時代から続けているラクロスの練習も兼ねて、近所の公園によく出かける。残念なことに、所属できるチームが高崎にないため、一人で汗を流す。家にいる時はKindleでミステリ小説などを読んで過ごす。

シゴトがつむぐ未来FUTURE
品質を決めるのは技術だけではない
OKIの製品は、幅広い業界のお客様にお役立ていただいています。金融業界・小売業界・物流業界・旅客業界…と例を挙げるとキリがありませんが、こうした、さまざまなお客様の求める、レベルの高い要望に応え続けてきた結果が、信頼につながり今に至るのだと思います。OKIの技術力は、手前味噌ですが、非常に高いと感じます。ただし、技術だけで信頼は勝ち得ません。たとえば、納期を守る。別の言い方をすると約束を守る。こうした当たり前のことを、長年にわたって真摯に守り続けてきたからこそ、多岐にわたる顧客基盤が生まれたと、先輩方を見て強く思います。品質を決める要素は、技術だけではありません。自分も、先輩方が生み出し続けた付加価値を、未来へつなげていきたいと思います。

お客様からの信頼は地道な取り組みの先にある近道はない
一問一答Q & A

Q.01
ワタシの仕事ビジネスに必要な
あらゆるものを手配していく
調達の仕事は、ビジネスに必要なあらゆるモノを選定・発注し、納期や品質の管理を行っていく仕事です。現在担当しているのは、主にネジやケーブルなどの機構部品と呼ばれる製品です。ATMや携帯電話機、発券機といったOKIのプロダクトに組み込まれ、サイズは1センチ未満のものが多いです。商社やメーカーの担当者と折衝を行い、適切な量を適切な場所へ適切なタイミングで届くようにアレンジしていきます。
Q.02
仕事の醍醐味OKIの多くの製品に携われる&
技術力を俯瞰的に知ることができる
多くのOKI製品に携われることが、仕事の醍醐味の一つです。特に感心するのは、ATM一つを例に挙げても、全て同じではなく、クライアントごとに仕様が違い、さまざまな技能・種類があること。また、調達は事業部直下ではなく人事総務や経理などの職種と同じコーポレート部門直下のため、そういったOKIの技術力や社会貢献性を、部門横断的に俯瞰して知ることができます。若手でありながら、OKIの顔として取引先と交渉する機会が多いこともやりがいとなっています。

Q.03
仕事の大変なところ不足の事態が起こっても
予定を調和させていく
調達の仕事が滞ると、生産現場でモノをつくることができないという事態が起こります。特に近年はコロナ禍の影響もあり、材料・資材不足が顕著に見られ、海外からの船便の遅延、災害やパンデミックに起因する生産停止など、不測の事態が頻発しています。そういった予想を超えた外的要因に左右されようとも、予定調和的に納期を守れるようなリスク管理を行わなければならないのが、調達の難しいところであり、実は想像力を掻き立てられる面白いところでもあります。
Q.04
OKIの魅力若手であっても会社の顔になれる
私は、若手でありながら、OKIの顔として取引先と日々交渉させていただいていますが、同期に話を聞くと、同様に裁量を持って仕事に臨めているという答えが返ってきます。現在海外を含む約80社のサプライヤーを担当し、扱う金額規模も年間数十億円に上ります。もちろん大変なこともありますが、自然と仕事に強い当事者意識や熱い想いを込めながら挑めることは、まだまだ若輩の身である自分にとっては大きな魅力です。
数千数万の部品からなる製品その一つでも欠けると製品は完成しない

私が取り扱うモノTOPIC
部品調達はモノづくりのスタート地点
OKIがつくっている製品は数多くの部品で成り立っています。製品によっては、数千数万の部品からなるものも存在します。そして、一つでも部品が欠けてしまうと製品は完成しません。そういった繊細かつシビアな現状を噛み締めながら、日々部品の調達業務に取り組んでいます。現在、ネジやケーブル成形品など、延べ1万点を超える部品の手配に携わっていますが、本当にさまざまな部品が、用途・機能ごとにラインナップされています。こうしたモノが組み合わさり、最終的にATMなどの製品になっていく事実は、感慨深いものがあります。私たちがモノを仕入れないと、モノづくりはできません。言わば、モノづくりの現場のスタート地点を任されている…そんな感情に突き動かされることが少なくありません。
ある1日の仕事の流れON DUTY
- 08:30
- チーム内朝礼にて連絡事項共有。その日の対応することなどを整理。
- 09:00
- メールチェック後、発注業務と以前発注した部品の納期確認。
- 10:00
- 取引先・社内へのメール返信や、電話対応。打ち合わせ資料準備。
- 13:00
- 工場部門との定例会議。遅延可能性がある部品について状況報告。
- 14:00
- 取引先と納期進捗状況と懸念点についての打ち合わせ。
- 18:30
- やり残したことを処理し、翌日のタスクを確認して帰宅。
休日の過ごし方OFF TIME
朝、近所を散歩しているときに撮った一場面です。高崎市は自然が多く、景色がいいところも多いので、それらを眺めながら歩くことで朝からリフレッシュできています。群馬県には上信電鉄というローカル線がありますが、車体が意外に派手なので、写真を撮りました。身近にあるのに、新発見というものや場所があり地味に見える散歩も意外に楽しいです。
