社員より提供された古着(芝浦事業所にて) |
世界各地では、民族紛争がが続き、争いの中で犠牲になる人たちが生まれます。私たちにとり当たり前の権利やチャンスさえ失い、将来の希望を持つことさえできない難民の人たちや、与えられた才能を生かすための教育を受けることもできない子どもたちをささえるための活動を続けているNGO「わかちあいプロジェクト」は、2001年6月、第9回目を迎える「古着支援活動」を実施しました。
今回の活動は、タンザニアのキボンド難民キャンプ他に古着を提供するもので、「わかちあいプロジェクト」では、引越し用のダンボール箱相当で2,000箱以上を目標としました。沖電気グループでは、2000年夏、数社が初めてこの活動に参加しましたが、本年は、創業120周年の年でもあり、沖電気グループの全国の事業所・支社で全社をあげて活動を展開しました。
2001年5月28日〜6月8日の間に、「古着一人一着運動」を行いました。ズボン、Tシャツ、スカート、ワイシャツ、ジーパン、背広、トレーナー、ジャージ、カーディガン、セーター、コートなど、子どもと大人の衣類(夏冬ものすべて)を各地区で収集しました。収集後は、成人男性(Man)、成人女性(Woman)、男の子(Boy)、女の子(Girl)に仕分けし、ダンボールに詰めました。こうして仕分けされた古着523箱は、6月16日までに、大田区京浜島にある「わかちあいプロジェクト」の収集場所に送られました。ここからタンザニアの港までは、40フィートコンテナーで運ばれ、それからキボンドキャンプへ輸送されます。
ダンボール1箱当たり、1,500円の輸送費は、沖電気グループの賛同する社員による月々100円の募金(「OKI愛の100円募金」)より拠出しました。
|