
「家族」でペーパーワーク! |
2001年5月26日(土)、13:00 - 16:30、東京YMCAの協力を得て、「みなとネット」(**)が主催する第11回目のイベント「私にもできる国際協力」〜フェア・トレードってどんなこと?〜が、浜松町の東芝ビル39階にて行われました。OKIグループよりも、スタッフを含む3名が参加しました。
途上国で生産される食品・工芸品などの生産物を国際協力NGOが適正な(フェアーな)価格で買取り、販売する(トレード)ことで、
- 途上国の人々の自立を援助することができます。
- 女性の就業機会を増やし、社会的地位の向上に貢献できます。
- 消費者は買い物で手軽に国際協力ができます。
- 手作り、環境にやさしい(有機農産物等)商品を入手できます。
「フェア・トレード」とは何かを、ゲームや試食を通じて体験してもらおうという企画です。

「家族」のお父さんがバイヤー
(ユースYMCAの学生ボランティア)と値段の交渉 |
このイベントには、「みなとネット」に参加する企業の社員および港区民の皆さん53名が参加しました。参加者は、5〜6名で構成する12のグループに分かれていただきました。アイスブレーキングによる自己紹介に続き、各グループが「家族」なって、紙袋などのペーパーワークに挑戦していただきました。紙を折る人、のりをつける人、色をつける人、バイヤーに製品を高く買ってもらう交渉をする人、それぞれの役割を作ってもらいました。「家族」で稼いだお金で1年間の生活設計を行ってもらい、いくらやりくりしても、日本では当たり前となっている教育費等に手が回らないことを体験いただく予定でしたが、時間が足りませんでした。その後は、バングラデッシュ出身の方にスライドで国の紹介をいただいたり、フェア・トレード商品(ケーキ・紅茶)を試食していただいたりしました。最後にはイベントで準備したフェア・トレード・ショップで買い物をしていただきました。
今回のイベントでは、東京YMCAの皆様、ユースYMCAの学生の皆様、そして、バングラデッシュご出身のジャヘッドさんとお姉さんの多大なるご協力をいただきました。

YMCAの方による「フェア・トレード」についての説明 |

「フェア・トレード」商品の一部をご覧下さい |
(**)「みなとネット」とは、港区の企業有志が地域社会での社会貢献、企業間の交流による幅広い人間関係の創造を目的に1996年に発足したネットワークで。次の企業と団体が参加しています。伊藤忠商事、NEC、沖電気工業、キーコーヒー、キッコーマン、共栄火災海上保険、コスモ石油、サントリー、東京ガス、東芝、日本たばこ産業、富士ゼロックス、本田技研工業、松下電器産業、ユニバーサルホーム、ジャパンエナジー、港区ボランティアセンター、さわやか福祉財団
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