
今回寄贈させていただいた保冷庫付献血運搬車 |
「OKI愛の100円募金」は、社会貢献推進室が発足した1996年、気軽に社員が社会貢献活動をできる仕組みとして始まりました。賛同する社員に月々の給与より100円を募金してもらい、その合計に会社が同額を上乗せ(マッチングギフト)し、日本赤十字社(以下、日赤)に毎年、献血運搬車等を寄贈していく仕組みです。
2000年10月、これまで、沖電気単独で行ってきたこの活動は、グループ企業にも協力願い、「沖電気グループ」としての活動となりました。これを機に、「OKI愛の100円募金」活動は、今までの活動である日赤への献血運搬車等の寄贈を継続していくと共に、新たな活動として、重度の障害を持つ方達の社会進出(就労)支援と沖電気グループの社員が関わりをもつボランティア団体支援を実施していく予定です。

沖電気中国支社・増森支社長による贈呈のご挨拶 |
「沖電気グループ」として初めての献血運搬車の贈呈式が、2001年2月9日(金)、鳥取県赤十字血液センターにて行われました。全国に日赤が配備している献血運搬車の9割ちかくは、氷を詰めたアイスボックス等で血液の温度管理をしていますので、輸送中は常に氷が溶けてしまわないかと心配です。しかし、今回寄贈させていただいた車は、後部座席が保冷庫に改造されていますので、交通渋滞などで長時間輸送を余儀なくされた場合でも、血液の適正温度を保つことができます。また、アイスボックスも不要で、一度に大量の血液を運ぶことも可能です。今回寄贈させていただいた保冷庫付献血運搬車は、1997年米国環境保護庁より賞をいただいた環境にやさしい車を改造したものです。
鳥取県赤十字血液センターは、米子にある西部出張所と合わせて、県全域をカバーしています。今回の寄贈でセンターが所有する献血運搬車は、7台(内、保冷庫付は2台目)となります。献血運搬車は、移動採血車で採血した血液を処理・保管のためセンターへ輸送(採血から6時間以内)したり、センターから病院への血液輸送のために使用されます。鳥取県は、東西に長く(約200km)、長距離の輸送が多いため、今回の保冷庫付献血運搬車の寄贈は、大変喜んでいただけました。
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