沖電気には、埼玉県蕨市にソフトウェアを専門に開発する部署である「システム開発センター」があります。この沖電気蕨地区にて2000年11月26日(日)、午前11時から午後3時にかけて、「OKI
蕨 文化彩」を開催致しました。今年で2回目の開催となり、さわやかな秋晴れのもとに、約1,000人のご来場がありました。
普段、なにげなく前を通り過ぎて行く地域住民の方々の「沖電気はいつも遅くまで、電気がついているがいったい何をやっているのか?」という声や、「いつも帰ってくるのが遅い」、「どんな所でお父さんは働いているのか?」と興味をもたれている従業員の家族の方々に対し、職場のみならず、沖電気をもっと詳しく知っていただくことを目的に、「OKI
蕨 文化彩」を開催しております。
当日は地域住民の方々や、従業員およびその家族の方々に敷地内および、館内1階部分を開放致しました。
従業員のご家族には、「お父さん・お母さんの職場見学会」を実施し、職場の実際を見ていただきました。電算室での沖電気製品のデモ、TV会議室を使ってみたり、内線電話・電子メール等などお父さん・お母さんの1日を体験していただき、食堂では実際に昼食を召し上がっていただきました。

「初心者のためのインターネット教室」風景 |
地域住民の方々に、よりパソコンに親しんでいただこうと、沖電気蕨のパソコン専用のトレーニングルームを使用し、「初心者のためのインターネット教室」を行いました。おそらくインターネットに興味はある人は多いが、実際どのように、またどんな事ができるのだろうか?という素朴な疑問があるのでは?と考えておりましたので、検索ページの「ヤフー」を使用し、自分の興味のあるもの、見たいものを検索していただき、実際に触れていただきました。昨年度も行いましたが、今年は1回1時間で2回開催し、2回とも満席でした。終了認定として「沖電気ノベルティーグッズ」をプレゼント致しました。
子供たちのためには、「ゲームコーナ」を設け、パソコンゲームを楽しんでいただきました。子供たちは時間も忘れて夢中になっていました。
「21世紀カレンダー作成」では、デジタルカメラで撮った画像を取り込んで、カレンダーを作成するというもので、家族で撮ったり、お子様達だけで撮ったりなど、それぞれの「2001年度」のカレンダーを作成していました。「いい記念になるよ」とはしゃぐ子供の手を引きながら、「ハイポーズ」していたのが印象的でした。
屋外では、子供たち向けに、「ミニSL」を敷地内に走らせ、石炭で蒸気をだし、さながら本物のように走る蒸気機関車と、子供でも簡単に操作できる電気機関車の2種類を行いました。老若男女を問わず、長い列ができていました。またこのミニSLとともに、中で飛び跳ねることができる、「ふわふわドーム」も好評でした。

ミニSL |

消防服の着用体験
蕨市消防本部・蕨市消防署「火災予防PR」にて |
蕨市消防本部・蕨市消防署のご協力により、「火災予防PR」を行いました。消防自動車、救助工作車の2台を敷地内で展示致しました。実際に運転席に座ってみたり、身近に見る消防車は、お子様達にとって羨望の的でした。また日頃は体験できない「放水体験」を実施しました。放水の勢いを通常より下げているとはいえ、あまりの勢いのよさに皆驚いていました。それに加え、「防火服の着用体験」など行い、これらの体験を通して、年末にかけて空気が乾燥し、火災の発生件数も多くなる事から、地域住民の皆様に広く「防災」についての意識を高めていただけたのではないかと思います。
埼玉県は交通事故死亡者数が全国でもトップクラスである、との事情を踏まえ、地域住民の方々に、普段からの交通安全についての意識を高めるために、蕨警察署に協力を要請し交通事故防止啓発パネルの展示していただきました。蕨市内では、本イベントの2週間前に、450日ぶりに交通死亡事故があり、またその一週間後にまたもや交通死亡事故が相次ぐという事情もあり、来場者の皆さんへの注意喚起を呼びかけました。また生活防犯のための注意事項パンフレット等を来場された地域住民の方々に、配付致しました。
また、社員と近隣住民の相互交流を目的に、フリーマーケットの出店を社内外で募集し、出店していただきました。こちらの方は、開始早々に人だかりができ、フリーマーケットの人気の高さが伺えました。
この「OKI 蕨 文化彩」を通して、企業と地域住民の方々との交流ができたことと同時に、地域住民の方々や従業員及びそのご家族に沖電気を少しでも知っていただけたのではないかと思います。
「沖電気システム開発センター」は、一丸となって、今後とも家族や地域住民の方々との交流を通じて、少しでも沖電気を理解し、知っていただくことに取り組んでいきたいと思います。
また、少しでも企業市民として地域に貢献できるよう努力して参ります。今後ともよろしくお願い致します。