OKIOpen up your dreams
Global Site お問い合わせ サイトマップ Chinese Site Japan
ホーム 商品・サービス 投資家の皆様へ OKIについて

OKIの社会貢献活動
Home > OKIについて > 社会貢献活動 > 最近の社会貢献活動から > 2000年度
最近の社会貢献活動から
第5回「紙ひこうき大会」〜児童養護施設の子どもたちと〜
〜レポーター  社会貢献推進室 辻〜


photo01
真剣に紙ひこうき作り

 2000年9月3日(日)、今年で5回目を迎える「紙ひこうき大会」が沖電気小金井研修センターで行われました。様々な事情で、両親と一緒に暮らすことができない児童養護施設の子どもたちと、沖電気グループの社員をはじめとするボランティアがペアーを組んで、紙ひこうきや竹とんぼを作ったり飛ばしたりして、一日親子として楽しく過ごそうという企画です。

 午前9時30分、ペアの組み合わせゲームで大会の開始です。大人と子どもがそれぞれ一列になり先頭同士が先ず握手!。そして「じゃんけん」して「あいこ」になったらペアーです。「あいこ」にならない場合は、子どもたちが列の後ろに回り再挑戦します。20世紀最後の今回は、大人と子どもの数が一致し、すべてが一対一のペアーになりました。

 午前の部は、沖電気の社員で「ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会」の規定機種部門で2度優勝している小松秀二さんを講師に、先ず紙飛行機の作り方を学びました。紙飛行機が飛ぶ原理もうまく交えながらの分かりやすい指導で、大人も子どもも各自1つの紙飛行機を完成させました。屋内での試し飛行で欠点を補正した後、全員がグランドへ出て、作った紙飛行機を飛ばしました。羽や尾翼のわずかな角度やバランスで、紙飛行機の飛行距離や時間がまったく変わってしまいます。当日は、風が強く紙飛行機を飛ばすには十分な条件ではありませんでしたが、みんな思いっきり飛ばしました。
photo02
紙ひこうきはゴムで飛ばします

 12時15分、全員が食堂で昼食です。今回は、子どもたちに人気のハンバーグを用意しました。最初は、無口だった子どもたちも、午前の部を終え、だんだんと打ち解けるようになって、ペアーの人とも会話がはずんできました。

 12時45分、午後の部の開始です。ハッピ姿の「国際竹とんぼ協会」会員の皆様4名の指導のもとに、まず、竹とんぼを作りました。用意されたキットより、羽を取りだします。中心に銀紙を巻き、チャッカマンの火であぶりひねりを入れます。その後、危険防止のため、羽の四隅をサンドペーパーで丸くしながら左右のバランスをとります。最後に羽の中心に空いた穴に軸を通し接着剤でとめ、マジックなどで色をつけ完成です。飛ばし方の説明を受けたあと、グランドへ出ました。まず、協会の皆様によるデモが行われました。200mを超える「スカイヤンマー」、竹とんぼの綱渡り、軽く両手でこするだけで30m以上舞い上がる竹とんぼに驚きの声・声。デモの後は、子どもたちによるゲームです。遠くへ飛ばす「距離ゲーム」と、9つの数字が入ったマスに当てる「的当てゲーム」を行い、結果はペアの人が賞状に書きこみ子どもたちに渡します。賞状は、ペア2名の名前も書きこんであるので、子どもたちは後になってもペアの人が誰だったか分かります。

 午後3時、大会終了です。東久留米の知的障害者共同作業所「メルヘン」のパンや用意した飲み物と軽食で懇親会を行いました。この席では、国際竹とんぼ協会様より、子どもたち全員に手作りの「がりがりとんぼ」(竹の棒の横に刻みを入れ、これを別の竹の棒でこすると、先端のプロペラが回転します)がプレゼントされました。もうこのころには、ペアーも完全に打ち解け、中には、分かれを惜しんだり、来年の約束も取りつけたりするペアーもありました。
photo03
デモの様子。こするだけで30m以上飛びます
photo04
竹とんぼの「距離ゲーム」の様子です

 今回の参加者は、都内の5つの児童養護施設より職員の皆様8名と子どもたち36名、日立半導体グループ向上会の皆様6名、「子ども虐待を考える会・学生セクション」の皆様3名、国際竹とんぼ協会の皆様4名、沖電気グループより講師を含め23名と子ども2名、合計82名でした。尚、大人の皆様の参加費は、9月12日、後援を頂いた小平市社会福祉協議会に寄付させていただきました。


ページの先頭へ
All rights reserved, Copyright(C) 2002 Oki Electric Industry Co., Ltd.