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最近の社会貢献活動から
救護施設「くるめ園」へ生活用品を提供
〜レポーター 社会貢献推進室 辻〜


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くるめ園の園長室にて、生活用品を提供。右が園長さんです。
 社会貢献推進室では秘書室等よりタオル、衣料品、食器等の提供を受けることがよくあります。これらの生活用品がある程度たまったので、1998年12月16日、小平市にある救護施設*「くるめ園」(小金井研修センターのすぐ近くにある)に提供しました。 

 11月14日に、東京ボランティア・市民活動センター(飯田橋)主催で行われた、「社会人のためのワークキャンプ」に参加させて貰った際に、わたしに割り当てられた施設が「くるめ園」でした。そこでは、施設見学の後、トイレの清掃、階段の掃除、車椅子体験をしましたが、昼の食事も質素でトイレのタオル等も使い古し、園生の服装なども着れればよいという程度で、施設の運営もボランティアに頼らねばならないとのことでした。ボランティア体験後、何かこの施設にできないものかと考えていたので、預かった生活用品の提供を決めました。

 「くるめ園」は、定員50名の施設で現在、30才以上から81才までの、身体障害、知的障害、精神障害のいずれかを持っている人、あるいは、これらを複数かかえ持つ人が、入園されています。入園者は、引き取り手がない為病院から来たり、障害が重度で家族での世話が困難な人がほとんどです。園長の石井さんよりは、救護施設というところは、法制度上でも最低の保証しか受けられないので、今回沖電気さんより提供頂いたものは、本当に有り難いと言って下さいました。これからも、生活品等の物資が集れば、また提供したいと考えています。

*救護施設:身体障害者福祉法には「身体障害者の更生を援助し、その更生のために必要な保護を行い〜」となっています。だから更生の見込みがないと判定されると、この法律による施設には入所できません。「くるめ園」は、障害の重い人達の生活の場とすることをその趣旨としているので、福祉法の適用を受ける施設ではなく、生活保護法第38条2項「身体上又は精神上著しい欠陥があるために独立して、日常生活の用を弁ずることのできない要保護者を収容して、生活扶助を行うことを目的とする」という規定によっています。従い、政府や自治体の補助も薄く、入園者は、一人3.3m2のスペースが最低限として与えられているだけで、もちろん個室には住めません。しかし、今も、50名を越える入所希望者があり、入所後された人も、他に条件の良い施設があるにも関わらず出たがらないそうです。


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