(財)さわやか福祉財団が行う「若手Jリーガーとサッカー少年らとサッカーボールを通じてお年寄りと交流」というプログラムに参加しました。
私がこのプログラムを知ったのは財団の蒲田さんと「みなとネット」(港区の企業のボランティアグループ)で知り合ったのがきっかけでした。蒲田さんは当社の行っている「紙飛行機大会」にも参加され親密な関係になりました。老人ホームとサッカーの珍妙な取り合わせに興味を持ち、ジェフ市原が参加した市原の老人ホームでの「サッカーさわやか広場」へ参加しました。
お年寄りはスポーツなんかよりカラオケや演芸が好みだ、という思い込みや偏見があったことを思い知らされました。選手の模範演技や子供たちのドリブル競争、お年寄りの方も参加して行う「ボール回し」や「サッカーすごろく」などに目を輝かせ、生き生きとしてくるお年寄りの変化に驚きました。
今回は埼玉県春日部市の特別養護老人ホーム「彩光苑」で浦和レッズの2名の若手選手と小淵サッカー少年団の30名で行うことになっていました。私は市原での経験で、「男ばかりのプログラムはぎこちなく、華やかさと優しさをもっと出すために沖のFCウインズの女子選手の参加を!!」とお願いし実現しました。参加した3名の選手には、浦和レッズの選手と一緒に模範演技をしたりお年寄りとのゲームに参加したり、またレッズの選手と一緒に少年達にサインをしてあげたりと、お年寄りと少年達と楽しさを共有した有意義な一日になったようです。別れの握手ではお年寄りが女子選手の手を握ったきり中々放さなかったり、泣いて別れを惜しむ方もいて感動的でした。 |