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最近の社会貢献活動から

第8回「いつつのわ幸陽祭」バザーに献品

<レポート 社会貢献推進室 辻>

のぞみ園自主製品販売の様子

新企画のおでん販売の様子

 東京都大田区の知的障害者通所授産施設「のぞみ園」では、“地域と一体感の持てる行事”、“施設を地域の方々等に広く知ってもらう”、“地域や、より多くの方々が参加され関われる機会とし、心身障害者に対して関心を深めてもらう事”を目的とし、毎年2月に「いつつのわ幸陽祭」を開催しています。以下、主催者からのご報告です。

 2006年2月11日、数社の企業、大学等の実習生や町会の方々を合わせ、100名以上、保護者、利用者、職員を合わせると総勢200名近いスタッフにより、第8回「いつつのわ幸陽祭」が行われました。開会式は、利用者の太鼓演奏で始まり、来賓の方から激励の言葉がありました。企業・地域からの提供品が並ぶ「バザー」は開場時間前からお客様が並びはじめ、あふれるほどでした。物産展では、産地直送の新鮮な野菜等を多数揃え好評でした。保護者が力を合わせて作った「手作り品」は盛況で、次回の作品の要望があったほどでした。模擬店では、心も体も温まる料理で地域の方の舌を楽しませました。企業の企画協賛で、本年度から始まったおでん販売は盛況でした。3階ゲームコーナーは家族づれの方が多く、親子が楽しむ場になりました。また、モデルルーム展示は、つばさホーム前の浦の生活を理解する企画となりました。のぞみ園の利用者の手作りアクセサリーは、いつもながら人だかりができるほどの盛況ぶりでした。お手伝いの方との慰労会での「お楽しみオークション」は、終始笑いの絶えない会となりました。集会室では、地域サークルの発表会が行われ、フィナーレで地域の踊りの会と唄の会がジョイントで実施した大森音頭は、踊りの輪が幾重にもなり、地域と一体になったお祭りを実感しました。

 沖電気は、第1回の「いつつのわ幸陽祭」からその趣旨に賛同し、バザーに献品を行っていますが、第3回(2001年2月)からは、沖電気グループの数社が加わりました。そして、今回は、沖電気工業(株)、沖電気工業(株)松山支店、(株)沖テクノコラージュ、(株)沖電気カスタマアドテック、沖デベロップメント(株)、沖ソフトウェア(株)、沖ソフトウェア(株)九州支社、沖ソフトウェア(株)中国支社、(株)沖ネットワークエルエスアイ、沖ウィンテック(株)、宮崎沖電気(株)、(株)沖ロジスティクス、(株)沖ヒューマンネットワークが献品に協力しました。

<社会福祉法人大田幸陽会「のぞみ園」概要>
18歳以上の知的障害者で自力通園可能な方を利用対象者とした定員50名の通所授産施設。
  • 1996年4月、「大田区立のぞみ園」開所。
  • 1998年2月、法人施設「のぞみ園」として再スタート。
【受託作業】
  1. 室内作業(自動車部品組み立て、雑誌付録調整、チラシ封筒封入、箱折、ハンガー仕分け・クリーンニングなど)
  2. 公園清掃
【自主作業】
  1. 炭酸カルシウム入りゴミ袋(東京都認定)の販売・配達。
  2. アクセサリー(クリップ式キーホルダー、健康イヤリング、イヤリング、ピアス、ストラップ、ブローチ、指輪、タイピンなど)の製作。
  3. 洋裁(鍋敷き、鍋つかみ、小袋など)の製作。