OKIの社会貢献活動

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最近の社会貢献活動から

第2回「朝日企業市民賞」を受賞しました

朝日新聞社、秋山耿太郎社長より賞牌を受ける沖電気、篠塚勝正社長(右)

 沖電気は、2005年9月27日、第2回「朝日企業市民賞」を受賞しました。この賞は、朝日新聞社が朝日新聞創刊125周年を記念して、2004年より創設したもので、「先進性」「独創性」「継続性」が顕著な社会貢献活動を実施した企業に贈られます。第2回目となる今年は、146件の応募の中から沖電気他3社が受賞し、10月26日に贈呈式・祝賀会が行われました。

受賞した活動:
特例子会社の「チャレンジドとともにe社会の創造」

 沖電気は、長年にわたりIT技術を活用した重度障害者の在宅勤務を推進し、在宅障害者の働く場を提供してきた活動が評価され、受賞に至ったものです。

 沖電気は1998年6月、通勤困難な重度障害者の就業機会を拡大するため、3名の重度障害者を採用し、在宅勤務制度を発足させました。在宅勤務者は、基本情報技術者や初級アドミニストレータの資格を持ったIT技術者で、自宅でパソコンとインターネットを使いIT関連業務をおこなう在宅勤務チーム「OKIネットワーカーズ」として、Webシステム開発や、アクセシビリティを考慮したホームページの制作、ポスターデザインなどの仕事を行ってきました。OKIネットワーカーズの仕事の成果が評価されるようになった結果、沖電気グループ各社に在宅勤務制度が広がり、2004年3月にはグループ5社で計13名が活躍するに至りました。そして更なる障害者の雇用拡大を目的とし2004年4月1日、沖電気は、日本で初めて、重度障害者の在宅勤務を中心に障害者雇用を専門に行う特例子会社「(株)沖ワークウェル」を設立しました。

 (株)沖ワークウェルは、13名の「OKIネットワーカーズ」全員を集め、知的障害者2名を雇用し、名刺作成を新規事業に加えてスタートしました。企業ビジョンを「チャレンジドとともにe社会の創造」とし、障害者の経験、特性、感性を生かしたユニバーサルな働き方の実践と商品・サービス提供を目指しています。現在(2005年10月1日)は、肢体障害者23名(うち在宅勤務者22名)、視覚障害者1名、知的障害者3名、内部障害者2名(うち在宅勤務者1名)健常者5名で業務を行っています。

篠塚社長(後列中央)と(株)沖ワークウェル関係者
(前列は、当日出席したOKIネットワーカーズのメンバー)