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最近の社会貢献活動から

ラオス語絵本づくりイベントを行いました

<レポート 社会貢献推進室 辻>

ラオスの伝統儀式「バーシー」の様子

チャンタソンさんのお話

 2005年7月2日(土)、午後1時〜4時、「みなとコミュニティハウス」会議室にて、第6回「ラオス語絵本をつくってラオスの子どもたちに送ろう!」を行いました。このイベントは、毎年7月、NPO法人「ラオスのこども」に協力していただき実施しているもので、沖電気および参加者が用意する日本語の絵本に「ラオスのこども」が用意するラオス語の翻訳を貼り、ラオス語の絵本をつくります。今回は、沖電気グループ社員8名、学習院女子大学の学生のみなさん9名、一般参加者1名および「ラオスのこども」よりチャンタソン共同代表を含め4名の合計22名が参加しました。

 午後1時、イベントは始まりました。最初は、ラオスのお正月に行う伝統儀式「バーシー」を参加者全員に体験していただきました。お互いが健康や幸せを祈り、糸を手首に結び合う儀式です。次に、アイスブレーキングとラオスを知っていただく意味も兼ね、プロジェクターに映し出されたラオスに関わる映像クイズに一人ひとり答えていただいた後、簡単に自己紹介していただきました。この後、チャンタソンさんに「ラオスのこども」の活動やラオスの子どもたちについてお話していただきました。

 こうして第一部は終わり、2時10分より30分間の休憩に入りました。ラオスのコーヒーやお菓子をいただきながら、沖電気グループ社員の募金「OKI愛の100円募金」がスポンサーとなって、ラオスのこどもが2004年度に2000部、現地出版した紙芝居「サカナちゃんのお留守番」の読み聞かせの実演が行われました。


  • 紙芝居「サカナちゃんのお留守番」の読み聞かせ

  • ラオス語絵本づくりの一こま

 午後2時40分、いよいよ絵本づくりが開始されました。目標は60冊。ページ数の少ないものから多いもの、日本語を隠してラオス語翻訳を貼り付けるものや日本語を隠さず、近くにラオス語翻訳を貼り付けるものまで6種類の絵本を用意しました。絵本が1冊完成すると、最後のページに、アルファベット、日本語、そしてラオス語と各自が好みの言葉で氏名を書いた紙を貼りました。今回は、初めての方も多くまた、参加人数も少なかったこともあり終了予定時刻を30分延長し50冊を完成させましたが、目標の60冊は達成できませんでした。残った10冊は、学習院女子大学のみなさんでラオス語絵本にしていただけることになりました。

 前回に引き続き今回も参加していただいた学習院女子大学のみなさんは、夏休みを利用して「ラオスのこども」が企画する現地研修旅行の参加予定者で、事前にラオスを体験してみたいという方たちでした。今回作成した60冊のラオス語絵本は、学生のみなさんで手分けしてラオスに運んでいただだき、訪問する小学校にプレゼントされる予定です。

 尚、今回の会場提供には、NPO法人エブリィ様のご協力をいただきました。

参加者全員で!