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最近の社会貢献活動から

「チャリティウォーク in港区<忠臣蔵編>」を実施しました

<レポート 社会貢献推進室 辻>

出発に先立ちルールを説明

 2004年12月4日(土)、港区に居を置く企業20社と2団体の社会貢献活動担当者で組織されたネットワーク「みなとネット注1」が主催する第17回目の地域活動イベント「チャリティウォークin港区」が行われました。

 今から約300年前の1702年12月14日、太平の江戸を揺るがす大事件が発生しました。赤穂浪士47人が主君浅野内匠頭のあだを討つため本所(現在の墨田区両国)の吉良上野介邸に討ち入りを果たしたというもの。当時あだ討ちは違法であり、浪士たちはその後切腹を命じられ、主君とともに、ここ港区の泉岳寺に眠っています。この討ち入り事件は民衆の喝采を浴び、忠臣蔵として今も舞台やドラマなどで演じられている題材ですが、その舞台の多くがこの港区にあったことをご存知でしたか?

 このイベントは、数ある忠臣蔵の舞台や「みなとネット」の企業・団体の拠点を歩き、得点を競うもので、社員や港区区民の方々61名が参加されました。また、沖電気の2名を含む「みなとネット」のメンバー22名がスタッフとして参加しました。


  • 田町駅近辺にある水野監物忠之下屋敷跡

  • 新橋4丁目にある浅野内匠頭終焉之地碑

 午前10時、参加者は港区ボランティアセンターに集合。隣にある公園へ移動し、ルール説明が行われ、ラジオ体操をして準備を整え、10時30分スタート! 参加者は、グループになって行動します。各グループは、筆記用具、拠点をマークした地図(拠点が遠いほど高得点)、そしてクイズ用紙(「みなとネット」企業・団体に関わるものと、拠点に行って見なければ分からないもの)を持ち、午後3時までにゴールの赤坂区民ホールを目指しました。

 子どもたちだけ、家族、お年より、外国人など様々なグループは思い思いのコースをたどり、港区で新たな発見をされたことでしょう。途中で棄権されたグループもありましたが約20グループがゴールに到着しました。早速、スタッフによりクイズの得点計算が行われました。この間、参加費の一部を寄付させていただくNPO法人「ファミリーハウス注2」のメンバーによる同法人の活動説明が行われました。


  • NPO法人ファミリーハウスの活動説明の様子

  • 表彰式の様子

 午後3時30分、得点の集計が出、上位3チームに「ファミリーハウス賞」、その他ユニークなチームにも特別賞が贈られました。また、参加者全員に参加賞が贈られました。これらの賞品は、「みなとネット」企業・団体から提供されたものです。

 このイベントに先立ち、「みなとネット」企業・団体では、「ファミリーハウス」の施設利用者の方々に留守家族のとの連絡の一助として、残度数のあるテレカの収集を行い提供させていただきました。

当日スタッフ参加した「みなとネット」メンバー

注1「みなとネット」:
みなとネットは1996年4月に設立された港区内に立地する企業各社の社会貢献担当者のネットワークです。港区に根を張った地域社会貢献活動を推進するとともに、これを通して各社社員のボランティア参加による交流を行っています。
2004年12月現在の参加企業・団体:
伊藤忠商事(株)、NEC、エンゼル財団、沖電気工業(株)、カミンズ・ジャパン(株)、キーコーヒー(株)、キッコーマン(株)、共栄火災海上保険(株)、コスモ石油(株)、サントリー(株)、(株)CSK、(株)ジャパンエナジー、(株)ダイエー、東京ガス(株)、(株)東芝、日本たばこ産業(株)、(株)日立ハイテクノロジーズ、富士ゼロックス(株)、本田技研工業(株)、松下電器産業(株)、ロシュ・ダイアグノスティックス(株)、(社福)港区ボランティアセンター(以上、20社2団体)
注2「ファミリーハウス」:
今回のイベントで支援させて頂いた団体。大学病院などで難病の治療を受ける子どもたちの家族のための滞在施設を運営する団体で、港区内にも3つの施設があります。クリスマス、年末スペシャル、お正月の準備…等、家族のきずなを実感する機会の多いシーズンにちなみ、今回のチャリティウォークは、ファミリーハウスのご紹介とご支援を兼ね、参加費の一部を寄付にあてさせていただきました。