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最近の社会貢献活動から

「キッズ・パフォーマンス・コンテスト」を行いました

<レポート 社会貢献推進室 辻>

 港区の有志企業19社と2団体で組織する社会貢献担当者のネットワーク「みなとネット注1」では、2004年6月26日(土)、午後1時30分より、赤坂区民センターで第16回目のイベント「キッズ・パフォーマンス・コンテスト」を行いました。「みなとネット」の一員である沖電気からはスタッフとして2名が参加しました。

今回のイベントは、行政・企業・NPOが合同で企画・推進した画期的なものとなりました。2003年11月28日、港区ボランティアセンターで行われた「みなとネット」の定例会に港区教育委員会事務局生涯学習推進課の方が来られ、生涯学習事業の推進を目標とし、2004年度に「みなとネット」と協働事業ができないかと相談を受けたのがきっかけでした。対象は子ども、もしくは親子が参加できるもの。年2回事業を行い、経費は港区で予算化する。というものでした。

第16回イベント幹事企業は、生涯学習推進課および後に協働することになったNPO法人子ども劇場全国センターと打ち合わせを重ねた結果、今回のイベントが実現しました。このイベントは、港区在住・在学の子どもたちで構成する2名以上のチーム(保護者が港区在勤の子どもたちも可)が「はたらく」をテーマに音楽に合わせて身体を使って表現する「パフォーマンス」を競うもので、目的は、次の3点としました。

  1. 港区と港区にある企業と港区の子どもたちが、NPOの協力を得て一緒に楽しむ経験を通じて、地域に根ざした企業と市民の共同体意識を高める
  2. 子どもたちの自己表現力を引き出し、すこやかな青少年を育む
  3. 「働く」というテーマを考えることにより、子どもたちの将来の職業を考えるきっかけとする。

参加者を公募した結果、小学校1〜3年の部に4チーム、小学校4年〜6年の部に3チームが選出され、この日のコンテストに臨みました。審査は、演出家の吉原廣氏を審査委員長に、港区生涯学習推進課、「みなとネット」、子ども劇場全国センターより各2名の審査員、そして特別審査員としてタレント/自然暮らしの会代表の清水國明氏により行われました。

東京ガス・アメリカンフットボールのチアリーダー「クリエーターズチアリーダー」の皆様によるオープニング・パフォーマンスで開演。主催者挨拶。そして、午後2時から選出された7チームによるパフォーマンス・コンテストが始まりました。各チームはそれぞれ衣装を調え、音楽に合わせ独自の工夫を凝らしたパフォーマンスを披露し、会場を沸かせてくれました。そして審査結果、各部門から最優秀賞が1チームずつ選ばれ、賞状、記念品、そして記念メダルが贈られました。それ以外のチームにも、清水國明さんが即興で名づけた賞と記念品が贈られました。出演者や関係者・スタッフの飲料や記念品は、「みなとネット」企業から提供されました。

注1【みなとネット】
 港区に立地する企業有志がネットワークを形成し、地域社会での社会貢献活動を推進すると共に、企業間の交流による幅広い人間関係の創造を目指し、1996年に発足した。
−参加企業(19社・2団体)−
伊藤忠商事、NEC、エンゼル財団、沖電気工業、キーコーヒー、キッコーマン、共栄火災海上保険相互会社、コスモ石油、サントリー、ジャパンエナジー、ダイエー、東京ガス、東芝、日本たばこ産業、日立ハイテクノロジーズ、富士ゼロックス、本田技研工業、松下電器産業、CSK、ロシュ・ダイアグノスティクス、港区ボランティアセンター


賞状を授与される清水國明さん