11月22日・23日に「日の出太陽の家」でボランティアをしました。日の出太陽の家は知的発達障害のある大人の生活を守り、施設で生活と生産活動をしながら社会参加の準備をするところです。東京の自然豊かな日の出町にあり、施設には宿泊施設(武家屋敷)、陶房、杉林、竹林、炭焼き窯もあり、約30名の園生さんが寝起きを共にしています。
八王子を中心とした子供を含めたボランティア10名は園生さんのサミット班(約10名)と一緒にお掃除をして、おやつを戴きました。園生さんにとってはお掃除は慣れたもので、どちらがボランティアなのかが分からなくなるくらいでした。園生さんの楽しいおしゃべりと施設のホットな雰囲気が時間を忘れさせてくれました。また合わせて竹炭焼きも体験し、環境問題についても考える良い機会になりました。メインイベントは食事の後に行う園生さんとのコミュニケーションタイムで、多くの施設等の慰問演奏で大活躍中の高崎のディキシー・クイーンズが1時間の演奏をし、園生さんの飛び入りのボーカルに戸惑いながらも演奏の素晴らしさにアンコールの声があがりました。宿泊された方による囲炉裏でと、炭焼き窯の監視をしながらの焚き火でのお酒が格別でした。 |
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参加者のひとこと |
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園生さんは非常に明るく、一緒に作業することができた。健常者の私たちより優れた面を持った人もいて、ボランティアは与えるのみではなく、与えてもらうものも大きいと思った。 |
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園生さんから「“生かされる”ではなく“生きる”だよ」と大きなテーマをもらって帰宅の途につきました。 |
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コミニケーションの場で施設の先生から音楽が人に与える効果は計り知れないというお話しを聞き、「もっと上手な演奏をしないと・・・」と思いました。 |