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最近の社会貢献活動から
児童養護施設で「竹とんぼ大会」を行いました
〜レポート 社会貢献推進室 辻〜


 
 2003年1月18日(土)、午前10時〜午後12時30分、東京都青梅市にある児童養護施設「東京恵明学園」にて、国際竹とんぼ協会のみなさんの協力を得て、竹とんぼ大会を行いました。同学園よりは小学生14名と中学生2名の合計16名が参加し、OKIグループの社員ボランティア10名と楽しいひとときを過しました。
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国際竹とんぼ協会のみなさんによる
デモンストレーション
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協会のみなさんの指導で竹とんぼ作り

 同学園では、2002年4月から始まった子どもたちの週休2日対策として、毎月第3土曜日に地域交流行事として様々な企画を実施し、地域の子どもたちと学園の子どもたちがふれあう機会を作っています。2002年11月26日、そんな東京恵明学園より一通の手紙が届きました。2003年1月の第3土曜日に、子どもたちに何かボランティアイベントを企画して欲しいというものでした。物作り体験が少なくなってきた近年、小学校低学年でも簡単に作れて、それで遊ぶことができる「竹とんぼ大会」を提案しました。大会を通じて大人のボランティアとのふれあいも体験できます。
 
 午前10時、国際竹とんぼ協会のみなさんによる、デモンストレーションから始まりました。竹だけで作った竹とんぼ(純竹)や錘を組み込んだ竹とんぼ(象嵌)を使って、協会で作っている竹とんぼ(「スーパー竹とんぼ」と言います)がどれだけ長く、どれだけ高く飛ぶかを子どもたちに見てもらいました。その滞空時間、その高さに、"おぉ〜"という子どもたちの声。みんなその凄さに驚きました。竹とんぼの魅力にふれた後、教室に戻って竹とんぼ作りを始めました。ボランティアと子どもたちは、AからEまでの5つのグループに分かれ、協会のみなさんの指導を受け、各グループで竹とんぼ作りが始まりました。難しいところや分からないところは、同じグループのボランティアが手助けします。出来上がったグループは、グランドに出て、自分で作った竹とんぼを実際に飛ばしてみました。自分が作った竹とんぼより子どもたちが作った竹とんぼの方がよく飛ぶので悔しがるボランティアもいました。11時30分からは、教室に戻り、ゲームを楽しみました。4〜5メートル離れたところから、1メーター四方程度の的に竹とんぼを飛ばすゲームです。的は、外側から中心に向け、10点、30点、50点、80点、100点がマークされていて、その部分に竹とんぼが止まれば、その点数が得点となります。子どもたち、施設の職員のみなさん、ボランティアのみなさんが一人ひとり挑戦しました。12時30分まで、一人6〜7回挑戦しました。合計得点が50点を越えた人には、協会の名人が作った竹とんぼがプレゼントされました。また、10点から50点の人には、名人が作った「ガリガリとんぼ」がプレゼントされました。
 
 12時30分、子どもたちと別れの挨拶を交わし、竹とんぼ大会は無事終了しました。子どもたちが自分たちの部屋へ戻った後、園長さんと副園長さんにお茶をいただきながら、学園に関わる色んなお話を聞くことができました。また、ちょうどこの日は、学園ではお正月に使った門松を処分する予定でした。門松に使われていた、大きな竹は、竹とんぼ作りには最適のもので、協会のみなさんにプレゼントされました。協会では、20年ほど竹を乾燥させてから竹とんぼの材料にします。20年後には、この日処分されようとしていた竹でつくられた竹とんぼが姿を見せてくれるでしょう。

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自分で作った竹とんぼを飛ばしました
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的当てゲームで遊びました

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