2002年5月24日(金)、東京ディズニーランドで「KIDSプロジェクト2002」が行われました。OKIグループよりも、スタッフ2名を含む、7名がボランティア参加しました。
特定非営利活動法人「KIDS(Knowing Is Doing
Something)」は、1992年の発足以来、障がいのある子どもたちを社会へ連れ出そうと、様々な活動を実施しています。その一つのプロジェクトである「KIDSプロジェクト」は、障がいをもっている子どもたち(4歳〜18歳で、知的障がい児施設・肢体不自由児施設・団体等の子どもたち)をボランティアがエスコートし、東京ディズニーランド(TDL)で楽しい一日を過ごそうというプログラムです。
私は、今回が4回目の参加となりましたが、初めて施設集合のエスコートボランティアを体験しました。今までは、TDLで子どもたちを出迎え、エスコートしてきましたが、今回は、施設集合ボランティアが足らないということで、指定された最寄の施設へ行き、子どもたちと一緒にバスでTDLへ行きました。エスコート後も子どもたちと一緒に施設へ戻り解散となります。
午前8時、施設に集合し、KIDSのTシャツを着用。ボランティアそれぞれが、エスコートする子どもたちそしてお母さんたちと挨拶を交わしました。その後、全員集合し、施設長様のご挨拶を受け、いざTDLへ。10時30分、TDLへ到着。TDL集合のボランティアと合流しいよいよエスコートの開始です。我々のグループは、ボランティア8名、子どもたち(みんな5歳)7名、付き添いの先生2名の大グループでした。
最初に食事を取り、ゴーカート、コーヒーカップの乗り物、メリーゴーランド、ウエスタンリバー鉄道、イッツ・ア・スモール・ワールドで楽しいひとときを過しました。私がエスコートした「タクちゃん」は、イッツ・ア・スモール・ワールドが大変気に入った様子でした。何度も何度も手を引っ張られて、その建物までつれて行かれました。ある時間が来ると建物の壁から人形が出てくるのを見るのが、気に入ったようです。ゴーカートも気に入ったひとつで、乗っている間中、歓喜の声をあげていました。
「タクちゃん」には、TDLへ向かうバスに乗る時、手つなぎを拒否され、乗車中も窓の外ばかり眺めていました。"今回は非常に厳しい! どうしよう!"と思いました。打ち解けてくれたきっかけは、バスの中で、背負っていたリュックをおろしてあげたことと、KIDSのTシャツに着替えしてあげたことかなと思っています。もう一つは、秘密です。施設での解散の時、「タクちゃんバイバイ」と言ったら、手を振ってくれたのを非常にうれしく思いました。

帰りのバスにて 〜ボランティアの方に見送ってもらいました〜
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