
沖電気製品紹介コーナー(メディアサーバ) |
この沖電気蕨地区(沖電気システム開発センター)にて2001年11月18日(日)、午前11時から午後3時にかけて、「OKI蕨文化彩」を開催致しました。今年で3回目の開催となり、肌寒い陽気ではありましたが、秋晴れのもとに、約1,200人のご来場がありました。
普段、なにげなく前を通り過ぎて行く地域住民の方々の「沖電気はいつも遅くまで、電気がついているがいったい何をやっているのか?」という声や、「いつも帰ってくるのが遅い」、「どんな所でお父さん、お母さんは働いているのか?」と興味をもたれている従業員の家族の方々に対し、職場のみならず、沖電気をもっと詳しく知っていただくことを目的に、「OKI蕨文化彩」を開催しております。
当日は地域住民の方々や、従業員およびその家族の方々に敷地内および、館内1階部分を開放致しました。
従業員のご家族には、「お父さん・お母さんの職場見学会」を実施し、職場の実際を見ていただきました。電算室での沖電気製品のデモ、日頃はお父さん・お母さんでさえ行けない屋上へも案内。遠くに秩父連山も見え、周りに背の高い建物が無いこともあり、見晴らしの良さに皆一様に驚いていました。その後は、「探検コース」としてヒントを参考にしながら、家族一緒に館内をオリエンテーション形式で回りました。シャワー室や診療所、仮眠室など会社にはいろんなところがあるんだね、と話すお子さんが印象的でした。また実際のお父さん・お母さんの職場へ行き、電子メールやイントラネットを体験しました。最後は食堂で家族みんなで食事。お父さん・お母さんの日頃を体験していただき、お子様にとっては大満足の一日であったと思います。
地域住民の方々には、自由に楽しめるインターネットコーナを設けました。自由に使えるとあって大盛況でした。また、自画像入りの「2002年カレンダー作成コーナ」を実施。デジカメで撮影した画像を取り込み、自分だけのカレンダーを作成するというものです。来年のカレンダーを記念に作ろうと長い列ができていました。来場されたほとんどの人がこちらのコーナに立ち寄られていました。
屋外では、子供たち向けに、「ミニSL」を敷地内に走らせました。沖電気システム開発センタを半周するコースで、石炭で蒸気を噴出しさながら本物のように走る蒸気機関車と、子供でも簡単に操作運転できる電気機関車の2種類を行いました。蒸気機関車は、石炭の燃える匂いが立ち込めており、いっそう雰囲気を盛り上げました。老若男女を問わず、長い列ができておりました。またこのミニSLとともに、エアドームの中で飛び跳ねる「ふわふわドーム」も好評でした。
また、社員と近隣住民の相互交流を目的に、フリーマーケットの出店を社内外で募集し、出店していただきました。敷地内にあるテニスコートで実施しました。こちらの方は、開始早々に人だかりができ、フリーマーケットの人気の高さが伺えました。また同じテニスコート内では綿菓子の無料配付、さいころゲームやフリスビーゲームなども無料で実施。大人から子供まで楽しんでいただきました。

知的障害者授産施設「レインボー松原」 |
今年は沖電気が120周年を迎えた事もあり、記念イベントを行いました。一つが沖電気120周記念ワインが当たる抽選会の実施です。12時と14時の2回行い、それぞれ20本計40本をプレゼント致しました。当選番号を一つ一つ読み上げましたが、あちこちから「あっおしい!」「全然だめだなぁ」と声が聞こえていました。もう一つは、「沖電気120年の歩み」DVDの放映です。屋内の休憩所で放映致しました。いすにくつろぎながら座って、休憩しながら沖電気の120年の歩みと、現在の活動について見ていただきました。
社会的弱者への支援として蕨市社会福祉事業団のご協力により、蕨市にある知的障害者授産施設「レインボー松原」にも今回のイベントに参加してだきました。「レインボー松原」で知的障害者の方々が作った、手作りクッキーやティッシュケース、ふきん、キャンドルなどを販売して頂きました。クッキーはあっという間に完売。楽しみに来場された方は、少し残念そうでした。「レインボー松原」の施設や活動内容を紹介するパネルも展示し、同施設の存在を地域住民の方々にも広く知って頂けたのでは、と思います。
蕨市消防本部のご協力により、「火災予防PR」を行いました。消防自動車を敷地内で展示致しました。実際に運転席に座ってみたり、消防自動車の前で記念撮影を行ったり、身近に見る消防車は、お子様達にとって羨望の的でした。また日頃は体験できない「放水体験」を実施しました。水消火器を使用し、約5M先にぶら下げているフーセンをねらうという、ゲーム感覚で行いました。この効果も手伝って、子供から大人まで参加し、水消火器の使い方・感触などを確認できました。これらの体験を通して、年末にかけて空気が乾燥し、火災の発生件数も多くなる事から、地域住民の皆様に広く「防災」についての意識を高めていただけたのではないかと思います。
埼玉県は交通事故死亡者数が全国でもトップクラスである、との事情を踏まえ、地域住民の方々に、普段からの交通安全についての意識を高めるために、蕨警察署に協力を要請し交通事故防止啓発パネルの展示していただき、来場者の皆さんへの注意喚起を呼びかけました。また生活防犯のための注意事項パンフレットや啓蒙品等を来場された地域住民の方々に、配付致しました。
この「OKI蕨文化彩」を通して、企業と地域住民の方々との交流ができたことと同時に、地域住民の方々や従業員及びそのご家族やに沖電気を少しでも知っていただけたのではないかと思います。また年々来場者数も増えてきており、「OKI蕨文化彩」の認知度も上がってきていると思っています。
今後とも「沖電気システム開発センター」は一丸となって、家族や地域住民の方々との交流を通じて、少しでも沖電気を理解し、知っていただくことに取り組んでいきたいと思います。
また、企業市民として地域に貢献できるよう努力していきたいと思っております。今後ともよろしくお願い致します。

沖電気の歩み「DVD放映コーナー」 |

水消火器体験コーナー |
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