ファクス送受信用に電話線ケーブルを接続する方法について説明します。
お使いの環境によって、電話線ケーブルを接続する方法が異なります。本マニュアルのイラストを参考に、お使いの環境に合わせて接続してください。
電話線ケーブルは、たるまないように装置のくぼみにセットしてください。

注
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必ず、本機に付属の電話線ケーブルを使用してください。付属品以外の電話線ケーブルを使用すると誤動作することがあります。
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ファクスの送受信ができない場合は、本機の「スーパーG3」の設定を[オフ]にしてください。
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ISDN回線には直接接続できません。接続するためには、ターミナルアダプター(TA)を使用し、本機の回線コネクターに接続してください。
公衆回線に接続する(ファクス専用として使用する場合)

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付属の電話線ケーブル(a)の一端を本機の回線コネクター(b)に差し込み、他端を公衆回線(アナログ)(c)に差し込みます。
注
「TELコネクター」のカバーは差し込んだままにします。
公衆回線に接続する(電話機を本機に接続する場合)

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付属の電話線ケーブル(a)の一端を本機の回線コネクター(b)に差し込み、他端を公衆回線(アナログ)(c)に差し込みます。
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TELコネクターカバー(d)を外します。
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外付け電話機の電話線ケーブル(f)を本機のTELコネクター(e)に差し込みます。
本機に接続した電話機を、外付け電話機と呼びます。
注
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本機のTELコネクターに接続できる電話機は1台のみです。
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本機と電話機は、ブランチ接続(並列接続)しないでください。ブランチ接続(並列接続)をすると、以下のような支障があり、正常に動作できなくなります。
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ファクスを送ったり受けたりしているときに、ブランチ接続(並列接続)している電話機の受話器を上げると、ファクスの画像が乱れたり通信エラーが起きることがあります。
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電話がかかってきた場合はベルの鳴り遅れや途中で止まったり、ファクスが送信された場合はファクスを受信できないことがあります。
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ファクス機能を持つ電話機を接続する場合は、電話機のファクス機能を無効(ファクス受信を無効)に設定し、ご利用ください。
メモ
直接配線の場合は、別途工事が必要です。ご利用の電話会社にお問い合わせください。
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ひかり電話(IP電話)に接続する

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ひかり電話(IP電話)対応機器(d)につないだ付属の電話線ケーブル(a)を本機の回線コネクター(b)に差し込みます。
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TELコネクターカバーを外します。
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外付け電話機の電話線ケーブル(e)を本機のTELコネクター(c)に差し込みます。
ADSL環境に接続する
付属の電話線の他に、同等の電話線(2芯)を1本準備してください。

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付属の電話線ケーブル(a)の一端を本機の回線コネクター(b)に差し込み、他端をスプリッター(e)に差し込みます。
スプリッターとADSLモデムが一体型の場合は、ADSLモデム(f)につないだ付属の電話線ケーブル(a)を本機の回線コネクター(b)に差し込みます。
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スプリッター(e)に電話回線(g)でADSLモデム(f)をつなぎ、もう1本の電話線ケーブル(h)を公衆回線(アナログ)(c)に差し込みます。
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TELコネクターカバーを外します。
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外付け電話機の電話線ケーブル(i)を本機のTELコネクター(d)に差し込みます。
構内交換機(PBX)/ホームテレホン/ビジネスホンを接続する

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公衆回線(アナログ)(c)につないだ付属の電話線ケーブル(a)を本機の回線コネクター(b)に差し込みます。
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PBX等の制御装置(e)につないだ電話線ケーブル(f)を本機のTELコネクター(d)に差し込みます。
メモ
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ホームテレホンとは、電話回線1、2本で複数の電話機を接続して、内線通話やドアホンも使用できる家庭用の簡易交換機です。
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ビジネスホンとは、電話回線3本以上収容可能で、その回線を多くの電話機で共有でき、内線通話などもできる簡易交換機です。
内線電話として接続する

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PBX 等の制御装置につないだ電話線ケーブルを本機の回線コネクター(a)に差し込みます。
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回線をファクスと電話で共有する場合は、外付け電話機の電話線ケーブルをTELコネクター(b)に差し込みます。
メモ
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PBX(構内交換機)に接続する場合は、PBXラインの設定を[オン]にしてください。
CSチューナーやデジタルテレビを接続する

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公衆回線(アナログ)(c)につないだ付属の電話線ケーブル(a)を本機の回線コネクター(b)に差し込みます。
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TELコネクターカバーを外します。
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CSチューナーまたはデジタルテレビ(e)につないだ電話線ケーブル(f)を本機のTELコネクター(d)に差し込みます。