LANケーブルで接続する
ネットワーク上にDHCPサーバーがない場合、手動でパソコンや本機にIP アドレスを設定する必要があります。
また、社内ネットワーク管理者や、プロバイダーやルーターメーカーより決められた固有のIPアドレスを設定するように指示された場合も、手動でパソコンや本機にIPアドレスを設定する必要があります。
注
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次の手順を行う前に、パソコンのネットワーク設定を完了させてください。
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パソコンの管理者権限が必要です。
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IPアドレスを手動で設定する場合、ネットワーク管理者またはインターネットサービスプロバイダーに、使用するIPアドレスを問い合わせてください。IPアドレスを誤って設定すると、ネットワークが停止したりインターネットアクセスが不能になることがあります。
メモ
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たとえば本機と1台のパソコンで小さなネットワークを構成する場合は、以下に示すとおりにIPアドレスを設定します(RFC1918に準拠)。
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パソコン
IPアドレス:192.168.0.1~254
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:不使用
DNSサーバー:不使用
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本機
IPアドレス設定:手動
IPアドレス:192.168.0.1~254(パソコンと異なる値を選択します)
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:0.0.0.0
ネットワークの規模:小規模
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[ネットワークの規模]を設定するには、[機器設定]>[管理者設定]>[ネットワーク管理]>[ネットワーク設定]>[ネットワーク基本設定]>[ネットワークの規模]>[小規模]を選択します。
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LANケーブルとハブを用意します。
LANケーブル(カテゴリ5以上、ツイストペア、ストレート)とハブを別途用意してください。
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本機とパソコンの電源を切ります。
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LANケーブルにコアを取り付けます。
LANケーブルのコネクタ部分から2~3 cmの位置に1重の輪を作り、コアを取り付けてください。
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LANケーブルの一端を、本機のネットワークインターフェースコネクターに差し込みます。
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LANケーブルの他端をハブに差し込みます。
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本機の電源を入れます。