厚みあるOKIの技術力を駆使し
人手不足など多くの課題を抱える
製造業の革新を推進

S-Kadonaga
システムエンジニア職
2019年キャリア入社

学生時代、学芸員を目指していたこともあり、史跡や博物館巡りを楽しむかたわら、年間シートを購入していたほどのサッカー好きでもある。子供と一緒にスタジアムで応援することも。

一問一答Q & A

Q.01

転職理由付加価値を生み出し
社会に貢献する意志に惹かれた

システム開発や運用保守、ビジネス企画、BPOなど幅広い経験を活かして、エンドユーザーの表情が見える位置で新たな価値を創出していく仕事がしたい――それが、転職を決意した理由です。OKIはセンサーやAIなど先進的な技術を積極的に取り入れながら付加価値を生み出すことで、お客様への価値提供、そして社会課題の解決につなげていくという考え方に共感しました。さまざまな形で社会の役に立てる、そこに自分が関われるところに魅力を感じたのです。

Q.02

入社後のイメージギャップいざというときの一体感が想像以上

「チームOKI」の一体感や力強さには驚かされました。たとえば、イレギュラーな事態で納期に間に合いそうもないとなったときに「納期厳守」を最優先事項だと意思決定すれば、部署だけでなくグループ会社からも人が集まり、アイデアや技術を結集して何とかしてしまう…OKIという会社の強みであると感じます。これがOKIのベースにあるからこそ、組織として技術をどのように活かしていくかという明確な方針の下、社員同士が部署や職種の垣根を超えて協力し合えるのだと感じています。

Q.03

自身の仕事はどのようにクライアントに役立つのか「情報・モノ・お金」の流れを
最適化して価値を生み出す

お客様にERPを導入して販売管理や購買管理といったシステムと連携することで「情報の流れ」「モノの流れ」「お金の流れ」の効率化と最適化に貢献しています。一般的に、製造業ではERP導入の成果を出しにくいなどといわれています。それは、会社によってつくっているモノもつくり方も、ERPによって管理する情報も千差万別で、システムインテグレーターにはお客様の事業や業務に対する深い理解が不可欠だからです。その点、OKIでは導入するERPを自社工場で長年使っている分、成果を出すための勘どころが分かっているというアドバンテージが強みです。

Q.04

自身の仕事の社会貢献性について深刻な課題である労働力不足解消に貢献

ERPとOKIのセンシング技術やAI技術と組み合わせることで高度な統合管理を実現して生産性の向上に貢献。製造現場に革新を起こすことを目指しています。たとえば、異なる会社の自律搬送ロボットを制御する場合、それぞれ制御システムを構築する必要がありますが、一つのシステムで統合管理することによって、別々に制御することで生まれる無駄を解消。搬送作業員も50%削減したという実績があります。これによって製造業で深刻な問題となっている労働力不足解決や労働環境改善に貢献しています。

Q.05

今後、挑戦したいこと必要十分なITを立体的に語れる人材に

OKIが有するさまざまな技術や新たな技術知識をベースとして、お客様の事業・業務を深く理解した上で価値を提供できるコンサルティング力を磨いていきたいです。そのためには、自社製品・技術だけでなく、他社の製品や技術に関する知識も身につけ、お客様に必要なITを立体的に語れるようになる必要があると考えます。そこを目指して、さらなる知識の吸収とそれを応用するための引き出しを増やしていきたいです。最終的には、新たな技術がもたらす可能性を広げるエバンジェリストのような活動ができればいいなと思っています。

Episode

蓄積した技術の厚みと奥深さを痛感

入社後すぐに研究開発センター(当時)の技術者とあるシステムの提案に携わりました。箱の中にどのくらいモノが溜まっているのかを遠隔で計測するというもの。現状は定期的に箱が設置されている場所へ回収係が赴いていますが、遠隔でリアルタイムに箱内の状況を把握できれば満杯になったときだけ回収すればよくなります。具体的には、センシング技術による測距の仕組みを構築するのですが、箱は複数個所に設置されていて、それぞれ温度や湿度などの環境が異なるため、予算も意識しながらセンサーなど各種部品や装置を選定して組み合わせなければなりません。しかし、研究開発センター(当時)の技術者の方からは、測距に関する手法はもちろん、環境変化に対応可能なセンサーや装置に何があるのかといった情報まで、次々とアイデアが出てきて、提案内容が具体化されていくのです。その様子に、OKIの技術の厚みや奥深さを感じ、一緒に仕事をする仲間として頼もしく感じたものです。

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