外部顧客に対する売上高は、1,203億円(前年同期比41億円、3.6%増加)となりました。ソリューション&サービスでは、金融・法人向けソリューションが堅調なものの、サービスの大型案件が減少したことなどにより減収となりました。通信システムは、企業ネットワークや保守・工事に加えてコアネットワークが堅調なことにより増収、社会システムも、一部官公庁向け大型案件の増加により増収となりました。メカトロシステムは、国内コンビニ向けATMや現金処理機が好調だったことに加え、中国向けATMも堅調に推移し、増収となりました。なお、円安による増収影響は39億円ありました。
営業利益は、価格下落や費用の増加などにより44億円(同2億円減少)となりました。
外部顧客に対する売上高は、573億円(前年同期比35億円、6.5%増加)となりました。商品別の状況では、オフィス向けカラーおよびモノクロLEDプリンターは、販売戦略を見直し注力機種を絞り込んだことにより販売台数が減少しましたが、コピア領域へ向けた新商品は順調に推移しました。一方、ドットインパクトプリンターは、アジアでは堅調だったもののワールドワイドでは市場が縮小し、販売台数が減少しました。なお、円安による増収影響は92億円ありました。
営業損失は、事業構造改革などによる固定費の削減等により、物量減や価格下落の影響を吸収して大幅に改善し、6億円(同66億円良化)となりました。
外部顧客に対する売上高はEMS事業で180億円(前年同期比32億円、21.2%増加)、その他の事業で84億円(同4億円、4.8%減少)となりました。EMS事業では、通信機器市場向けが好調で、半導体装置関連の需要も増加したことに加え、OKI田中サーキットの連結効果もあり増収となりました。その他の事業では、部品関連は堅調だったもののアミューズメント市場の需要減少などにより減収となりました。
営業利益は、EMS事業で5億円(前年同等)、その他の事業では、13億円(前年同期比1億円減少)となりました。